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コーヒー生豆商社「ベロ・コーヒー・ジャパン」について

コーヒー生豆商社「ベロ・コーヒー・ジャパン」について

ベロ・コーヒー・ジャパンとは、ドイツに本社を置く、Neumann Kaffee Gruppe(ノイマン・コーヒー・グループ)の日本・韓国総代理店です。日本と韓国を中心に生豆の取引をしています。

ノイマン・コーヒー・グループとは

ベロ・コーヒー・ジャパンの親会社であるノイマン・コーヒー・グループ(NKG)は、ドイツのハンブルグに本社を構える、コーヒーの栽培・農場管理・生豆の加工・輸出入等を行なうコーヒーの総合商社です。日本を含む28の国に46の関連会社・子会社があります。

ノイマン・コーヒー・グループの概要

創業は1934年で、ハンス・R・ノイマンがコーヒーの生産者と購入者を仲介するコーヒーのブローカーとしてノイマン社を設立しました。その後1988年にRothfos社を吸収合併し、グローバル化するのを機に、1990年ノイマン・コーヒー・グループは作られました。

この買収をきっかけに世界中のコーヒー豆を売買することができるようになりました。現在ノイマン・コーヒー・グループだけで、世界のコーヒー需要の10%を担っています。

そして直営農場の運営全般、流通など多岐に渡る事業展開をしています。

生豆輸入会社としてのベロ・コーヒー・ジャパン

コーヒー豆を輸入する際、一般的な流通は、1.生産者→2.生産国の生産処理業者・生豆輸出会社→3.消費国の生豆輸入会社→4.消費国コーヒー会社となります。ノイマン・コーヒー・グループは2.に当たり、ベロ・コーヒー・ジャパンは3.にあたるのです。

ベロ・コーヒー・ジャパンの概要

ベロ・コーヒー・ジャパンは、ドイツにあるノイマン・コーヒー・グループの100%出資の子会社になります。アジア地域の販売の拠点として、主に韓国と日本での輸入販売を目的として設立されました。

コーヒーマーケットにおいて、世界の中でも、日本と韓国は、コーヒーの売買において、最も活発な取引を行っている国として知られています。この2国に拠点を置くことで、アジア地域の販売のみならず、それぞれの国の顧客が持っている多様なニーズにいち早く答えることが出来るのです。

ベロ・コーヒー・ジャパンの特徴

生豆の仕入先はノイマン・コーヒー・グループを中心にし、各グループ会社・子会社と共有しています。

そのため、日本からノイマン・コーヒー・グループのコーヒー輸入関連のグループ会社・子会社に問い合わせても、ベロ・コーヒー・ジャパンに問い合わせても情報の共有ができているため、常に最新の情報が提供されるようになっています。この調達・共有方法は、他社ではあまり見られず、ベロ・コーヒー・ジャパンの特徴といえます。

また、日本の取引の独自性に合わせたニーズに答えるために、日本に拠点を構えマーケット調査にも力を入れているとのことです。長期にわたって取引ができるよう、日本の企業との連携を模索しています。

ベロ・コーヒー・ジャパンについてまとめ

ベロ・コーヒー・ジャパンは、日本と韓国の独自性の高いマーケットに参入するために、ドイツのノイマン・コーヒー・グループ(Neumann Kaffee Gruppe)が設立しました。

世界のコーヒー需要の10%を担う、ヨーロッパの老舗コーヒーブローカーの子会社ということで、これからの日本にコーヒー豆の流通や発展にどのようにかかわってくれるのか、大きな期待を持たずにはいられません。

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coffeemecca編集部

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