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柑橘類と飲みたい「ブルンジ・ブルボンAA」

柑橘類と飲みたい「ブルンジ・ブルボンAA」

ブルンジという名をご存知ですか?アフリカにあるということ以外、あまり知られていないかもしれません。アフリカではコーヒー豆の産地として有名な地域です。

ブルンジで育てられた最高ランクのコーヒー豆「ブルボンAA」を今回紹介します!

アフリカの田園地帯ブルンジ

アフリカといえばどのようなイメージをするでしょうか?サハラ地域のような砂漠や、中南部のサバンナというイメージがあるかもしれません。しかし、ブルンジは降水量に恵まれ緑が多く、コーヒーの生産地に適した地域です。

隣国のルワンダ同様、内戦が続いた地域であったため、近年までコーヒーが基幹産業でありながら有名ではありませんでした。しかし近年では、高品質なコーヒーの生産に力を注いでおり、アフリカ屈指の品質に達しています。

ブルンジ・ブルボンAA 今回の飲み方

焙煎具合:シティーロースト

ブルンジ・ブルボンAA_器具

ペーパードリップ

  • 使用器具:コーノ式名門ドリッパー
  • 豆の分量:30g(二人分)
  • 挽き具合:中挽き
  • 抽出温度:80℃

フレンチプレス

  • 豆の分量:18g
  • 挽き具合:粗挽き
  • 抽出時間:3分45秒

ハッキリとした味と軽やかさ

ブルンジ・ブルボンAA_完成品

ブルンジ・ブルボンAAの最大の特徴といえば、ずっと続くほのかな酸味と飲みごたえのある濃いコク、そしてアフターテイストの軽やかさでしょう。アッサムやブラッドオレンジのイメージです。

ブルンジ・ブルボンAAは、かなりハッキリとした味という印象があります。飲んだ瞬間、コクの強さからシトラスのような柔らかな甘みと爽やかな酸味が口を包みます。コクと酸味のバランスは絶妙で、両方をはっきりと感じることができます。

また、もう一つの印象が、ハッキリとした味とコクに対するアフターテイストの軽やかさです。酸味やコクの強いコーヒーは余韻も強い場合が多いですが、ブルンジ・ブルボンAAは、ハッキリとした味が綺麗さっぱり流れて消えていくように感じます。

豆の香りを楽しむ

焙煎したてのブルンジ・ブルボンAAの豆の香りは、病みつきになります。風味同様ハッキリしつつも、軽やかなシトラス系の香りがします。とても明るく爽やかな香りで、まるでフレーバーティーのような香りです。

深煎りの焦げ臭いというイメージのコーヒー豆において、驚かされるほど華やかです。

オレンジやレモンで楽しむ

ブルンジ・ブルボンAAは、柑橘系の香りを加えて飲むのがオススメです。ブルンジ・ブルボンAAのはっきりした味に、爽やかな香りが加えられることで、潔い風味に仕上がります。飲んでいる自分自身が格好良く感じられるほど。

オレンジピールとレモンを使ったコーヒーのレシピをご紹介します。

カフェ・マンダリーナ

ブルンジ・ブルボンAA_マンダリーナ

  1. 鍋にコーヒー1杯に対し、オレンジの皮少々とシナモンスティック1本を加えて弱火で熱します。
    【注意】オレンジの皮は薄めでない場合、苦みが出ることがあります!
  2. 煮立ったら、とろ火にして30秒ほど香り付けをしましょう。
  3. オレンジの皮とシナモンスティックを取り出し、カップにコーヒーを注ぎホイップクリームを浮かべます。
  4. 最後にオレンジの皮とシナモンスティック、好みでシナモンパウダーやビターズなどを加えて出来上がりです!
    【ポイント】オレンジの皮でカップの縁をなぞって、カップ自体にも香り付けをすると、飲むときに香りが鼻を包むので心地よいです。

ドンレンフェー

ブルンジ・ブルボンAA_ドンレンフェー

ドンレンフェーというのは、広東語で「凍檸啡」と言い、文字通りアイスレモンコーヒーです。スペインやポルトガルなどでは、アイスコーヒーといえばレモンと言えるほど一般的とされています。

  1. レモンの皮を長めに剥き、1・2枚スライスする。
  2. アイスコーヒーにレモンを入れ、皮を飾って出来上がり!

明るく・軽やかな「ブルンジ・ブルボンAA」まとめ

滑らかな口当たりからくる強いコクがあり、軽やかなアフターテイストはオレンジやミントなどの爽やかなものとの相性が良いです。夏場にアレンジコーヒーとして楽しむにも最適なコーヒー豆です。

グアテマラやコロンビア、エチオピアなど有名な国のコーヒーだけでなく、今回のブルンジのように、他の色々な国のコーヒーを飲んでみてはいかがでしょうか?

豆の情報

  • 名称:ブルンジ・ブルボンAA
  • 産出国:ブルンジ
  • オススメの飲み方:ペーパードリップ・フレンチプレス
  • 購入店:珈琲問屋
  • 購入店URL:http://www.tonya.co.jp/

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。