缶コーヒーは手軽に購入でき、味わいも深い商品が並んでいます。サイズも手ごろな量ですので、1日に2缶、3缶と飲みすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。
味もドリップに劣ることのないおいしさですが、気になるのがその中に含まれる砂糖の量です。いったいどのくらいの量が含まれているのでしょうか。缶コーヒーの砂糖の含有量を調べてみました。
1日の糖分摂取推奨量は
はじめに、糖分の摂取量について調べてみました。
現在、世界保健機構(WHO)が定めている糖摂取量は総エネルギー摂取量の10%未満です。更に、5%未満にすることがより利点であると公開しました。これは、成人で1日当たり小さじ6杯程度の量です。砂糖は小さじ1杯あたり約3gなので約18g程度の量に留めておくのが理想とされています。
(参考 : http://www.japan-who.or.jp/event/2014/AUTO_UPDATE/1403-2.html)
ここで気になるのは「糖分とは」です。定義では、「シロップやはちみつ、果実などの天然の糖類など」としています。健康的な生活を送るためには、糖分の取りすぎに注意したほうが良いようです。
缶コーヒーの種類と砂糖含有量
一般的なタイプの缶コーヒーには10g以上の砂糖が含まれています。1缶飲むことで、WHOが定義する1日の糖分摂取量の約半分を超えてしまいます。
缶コーヒーにはブラックコーヒー以外に、微糖や低糖などの種類があります。缶コーヒー(190ml)のおおよその砂糖含有量は以下のとおりです。
・無糖は砂糖1g未満
・微糖や低糖は砂糖4.8g以下
・表示のないものは砂糖16g以下
「甘さ控えめ」など味覚としての表現の場合、定義はないため各社の自由となります。糖分とは、糖質の中でどのような種類の糖が含まれているかを指すものです。あるものの糖の量を表している、と考えるとわかりやすいかもしれません。
缶コーヒーと砂糖の量まとめ
様々な種類の缶コーヒーがありますが、そこには多くの砂糖が含まれています。また、無糖など砂糖がごく少量でも、甘味料などの添加物が含まれている場合もあるので注意が必要です。
私たちの生活の中で、缶コーヒーは購入しやすく手軽に飲めるものです。しかし、食事などでも糖分は摂取していることを考慮し、飲み過ぎには注意しましょう。