生姜を使ったおいしいフレーバーコーヒーを楽しみたい!という方のために、自宅でできる‘簡単生姜コーヒーの作り方’をご紹介します。
生姜(ショウガ)について
生姜(ショウガ)はショウガ科の多年草で、野菜として食材に、また生薬として利用されています。日本には、中国より伝わり奈良時代には栽培が始まっていたと言われています。
大陸からミョウガと一緒に持ち込まれた際に、香りの強い方を「せのか」、弱い方を「めのか」と呼んだことから「ショウガ」「ミョウガ」という名称に変化したとされています。
生姜の2つの成分と効果
- ジンゲロール
生の生姜に含まれる成分で、摂取すると身体の深部の熱を手先や足先へ運ぶ解熱作用があると言われています。殺菌効果もあるため、食事に添えられることが多いのも特徴です。
- ショウガオール
生姜の辛味成分の一つで、生姜を乾燥・加熱した時にジンゲロールの一部が変化しショウガオールになります。摂取すると身体の深部に熱を作り出して身体を温める効果があると言われており、冷え性の改善に有効とされています。
生姜コーヒーのレシピ
- 生生姜:1かけ
- ドリップパックコーヒー:1袋
- はちみつ:お好みで
生姜の皮をむき、スライスする。
コーヒー用の熱湯の中に生姜を入れ生姜フレーバーの湯を作る
カップにドリップパックをセットし、2の湯でコーヒーを抽出
ドリップパックをはずし完成
身体を温める効果のあるショウガオール成分を引き出すため、生姜スライスは温めてから使用するのがポイントです。甘みを加える場合は、はちみつを加えると飲みやすくなります。
やさしい生姜フレーバーの一杯に
生姜湯でコーヒーを淹れると、やさしい生姜フレーバーのコーヒーになります。ブラックのままではかすかな苦みを感じることができ、はちみつを足すと辛味成分を感じる、あっさりとした飲みやすい1杯になります。身体を温めたい時におすすめのフレーバーコーヒーです。
生姜コーヒーの作り方まとめ
料理などであまった生姜を使用し、簡単にフレーバーコーヒーを作ることができます。生姜はスライスしてすぐに使用することで、成分がよくでます。身体を温めたい場合は、生姜に熱を通してから加えることをおすすめします。寒い日や風邪っぽいなと感じたら、新鮮さを意識して生姜コーヒーを作ってみるといいでしょう。