コーヒーショップなどで見かけるコーヒーフレッシュ。健康に悪いと聞いた方もいるかもしれませんが。どんな成分が入ってるのかご存じでしょうか。
コーヒーフレッシュはミルクと思っている方が多いですが、実は牛乳などの乳成分は全く入っていません。では、何を材料にできているのでしょうか。
コーヒーフレッシュの成分
コーヒーフレッシュの原材料の説明には、植物性油脂と記載されています。植物性油脂とはサラダ油のことです。その他には乳化剤、増粘多糖類、カラメル素、PH調整剤で作られています。
この原材料からもわかるように、コーヒーフレッシュに牛乳は使用されていません。
コーヒーフレッシュの製造方法
コーヒーフレッシュの製造方法は、まず水と油を混ぜます。しかしこれでは分離するため、乳化剤を入れて混ざりやすくします。
次に増粘多糖類を加え、とろみをつけます。この段階ではまだクリームに見えません。カラメル色素で黄ばみをつけ、保存のためPH調整剤を加えます。
コーヒーフレッシュの危険性・デメリット
コーヒーフレッシュは油と添加物を使用するため、体に害があるのではと心配される方もいると思います。しかし、使用する量はごく少量なので1杯飲んだくらいで危険ということはありません。
また、植物性油脂のサラダ油は実際に料理でも使われます。しかし注意したいのが、植物性油脂に含まれるトランス脂肪酸です。トランス脂肪酸にはガンや脳梗塞を引き起こすと言われているリノール酸も含まれています。
そのため、欧米の一部で使用を制限されている国もあるようです。
コーヒーフレッシュのカロリー
ダイエットや体重を気にされる方はコーヒーフレッシュのカロリーについても気になることかと思います。
コーヒーフレッシュに含まれるカロリーは大体12kcal-16kcal程であり、カロリーとして見ただけだではそこまで多くないじゃないかと思う方がいるかもしれません。しかし先ほど説明したように、コーヒーフレッシュは大体が「油」であるため、脂質を多く含むため、体重を気にする方はあまり積極的に使うことはオススメ出来ません。
なぜコーヒーフレッシュが多く使用されているのか
ではなぜこのミルク風の油であるコーヒーフレッシュをお店では使用しているのでしょうか。その理由は、安価で長持ちするのでミルクを使用するよりも使い勝手が良いためです。
コーヒーフレッシュのまとめ
コーヒーフレッシュの原材料をみて、不安に思う方もいるでしょう。しかし、必ずしも健康被害を引き起こすとはいえません。何事も適度が大切です。過剰摂取を控え、適度に使用することが大切です。