コーヒーをもっと趣味に

帆季珈琲テラス

帆季珈琲テラス

挽き立て淹れ立てのサイフォンコーヒーを本と一緒にテラスで

名古屋の中でも住宅地が多い緑区は、他の区よりも面積が広い。移動手段はもっぱら車で、走りやすい大きな道路がいくつも繋がり合っている。

「この辺りは、昔はマクドナルドしかなかったのに、色々出来たんだね」と母は言った。30年経った今、道路の両側には店舗が並び、大型のショッピングモールが建てられたりと街は進化し続けている。

帆季珈琲テラス_外観

メインの道路から少し脇道にそれて車を走らせていくと、黄色いパトランプが見えて来た。他県では馴染みが無いようだが、愛知県では“営業中”のサイン。

帆季珈琲テラス_看板

茶色を基調としたお洒落な外観に加え、「帆季ブレンドコーヒー\420」の大きな立て看板が、初めての来店でも価格帯が分かって入りやすい。

帆季珈琲テラス_入口

テラス席も素敵!さすが店名にもある様に、席数の半分近くがテラスになっている。

帆季珈琲テラス_テラス1

殆ど室内の様な席もあり、これなら冬期でも暖かく過ごせそう。

帆季珈琲テラス_テラス2

ケーキのショーケースの上には、外観と同じデザインの装飾がありお茶目。

帆季珈琲テラス_店内オブジェ

二階席はちょっとシックな雰囲気。本棚と大きめのソファが落ち着いた空間をつくり出している。一人で本を読んだり勉強したりする人の姿もあった。

帆季珈琲テラス_本棚

高い天井と大きな窓ガラスが開放感抜群。

帆季珈琲テラス_吹抜

下を覗いて見ると、活き活きと働くスタッフの人達や、気になる本を探しに本棚へ向かう人が見えた。

帆季珈琲テラス_一階

テラスやコーヒー、自家製ケーキで有名なカフェだが、ブックカフェと謳っても良いくらい、本が充実しているように感じた。

帆季珈琲テラス_一階席

席に着くと、水の代わりに紅茶が出てきた。マイティーリーフと言う茶葉で、ホテルなどでも出されている高級紅茶だそう。上品で本格的な味わいで、これだけでも来た甲斐があるという気持ちになる。

帆季珈琲テラス_紅茶

ドリンクメニューも充実していて、コーヒーと紅茶だけでいくつもある。

帆季珈琲テラス_メニュー

挽き立て淹れ立てのサイフォンコーヒーをケーキと戴くのは正に至福。

苦みも酸味も少なく飲みやすい味で、どのスイーツにも合いそう。写真のケーキはスイートポテト。表面は焼き目がこんがり、中はさつまいものごろっとした食感が残っていて絶妙だ。

帆季珈琲テラス_コーヒーとケーキ

天気の良い日の昼間も良いけれど、ショップカードのコピーの様に、夜訪れてみるのもまた違った時間が過ごせそう。冬の天体観測では寒くて外にいられないが、ここでなら、とびきりのコーヒーをお供にゆっくりと星空を楽しむ事が出来るかもしれない。

帆季珈琲テラス_ショップカード

帆季珈琲テラス_コーヒーと本

帆季珈琲テラス 店舗情報

住所:愛知県名古屋市緑区鳴海町字水広下93-16

移動時間:地下鉄桜通線徳重駅より約2km

営業時間:8:00〜21:00

定休日:なし

wifi:なし

電源:なし

喫煙:可

HP:http://www.coffee-terrace.com

About the Author

A7ICE ART&design 兼松江梨

喫茶店天国愛知県出身のアートディレクター。「おしゃれカフェ<喫茶店」主義。古くから愛され続けているものに魅力を感じ、喫茶店巡りをするようになる。市内にある様々な珈琲店に祖父母とモーニングに行くのが子どもの頃からの娯楽。