暑い夏にはアイスコーヒーが一番……果たして本当にそうでしょうか。今日は、牛乳とコーヒーをたっぷりと使って、夏の暑さを吹き飛ばすアイスコーヒーの上をゆく「ロックアイスコーヒー」の作り方をご紹介します。
アイスコーヒーについて
アイスコーヒーは言わずもがな冷たいコーヒーです。日本のアイスコーヒーの発祥は明治時代だといわれていますが、一般的になったのは昭和30年代で、普及したのは昭和40年代以降だといわれています。「冷やしコーヒー」や「冷コー」と呼ばれ、夏の飲み物として現在でも誰にでも親しまれています。
キンキンに冷えたアイスコーヒーを飲もう
アイスコーヒーに氷を入れて飲む際、氷が溶けてコーヒーが薄くなるのがちょっと…という方も少なくないのでは?氷が溶けて薄まる前提で濃いコーヒーを作るのもいいですが、そうなるとやはりいくらか飲みづらくなってしまいます。
そんな時におすすめなのが「コーヒー氷」です。コーヒーで氷を作れば、溶け出すのもコーヒーなので味が薄くなる心配はありません。作り方はいたって簡単で、いつも飲んでいるコーヒーを製氷皿に流し込み、冷凍庫で固めるだけ。氷なので作り置きができるのも利点の一つです。
ロックアイスコーヒ-のレシピ
- コーヒー氷:グラスいっぱい
- 牛乳:120ml
グラスにコーヒー氷をいっぱい入れる
グラスに牛乳を注ぎ、完成
ガムシロップやチョコレートソースなどで、アレンジを加えるものおすすめです。「凍らせて入れる」ただそれだけの手間なので、暑さでうだる夏でも面倒がなく作ることができます。
冷えていくほど味濃く変化
コーヒー氷に牛乳を合わせると、時間とともにコーヒーが溶けだし味わい濃く変化していきます。溶けていくにつれ濃厚でコク深くなっていくため、ゆっくりと飲み進めていくのもひとつの楽しみ方です。
また、溶けかけて小さくなったコーヒー氷をかじるのも、童心にかえった気持ちでちょっぴりわくわくする楽しさもあります。キンキンに冷たいほろ苦氷は意外とクセになりますよ。
ロックアイスコーヒ-の作り方まとめ
コーヒーを凍らせるだけで、夏の暑さを吹き飛ばすおいしいロックアイスコーヒーが作れます。コーヒーが牛乳に溶けだすたびに味濃く変化していくので、「冷えるのを待つ」「濃くなるのを待つ」なんて楽しみ方ができる冷製コーヒーです。
アイスクリームをトッピングしてデザートアレンジをするのもおすすめですし、コーヒー氷の濃さを変え、さらにビターな氷で作るのも面白いですよ。何よりも簡単に作れるのが最大の魅力!素敵な夏のコーヒータイム、ちょっぴりイタズラ心をくすぐる文字通りのアイスコーヒーを作ってみてはいかがでしょうか。