エスプレッソコーヒーとは、心地良い苦味と濃厚な味わいが特徴的な、圧力をかけて抽出するイタリアのコーヒーです。直火式エスプレッソメーカーは一般的にマキネッタと呼ばれています。
エスプレッソコーヒーとは
圧力をかけてすばやく抽出する様子から、”エクスプレス(急行)”と称されました。それが転じてエスプレッソと呼ばれるようになりました。
直火式エスプレッソコーヒーの淹れ方
イタリアの家庭でもよく使われている手軽な直火式タイプの淹れ方をご紹介します。
1:上下を外し、下部に杯数分のお湯を入れます。
2:内側にある粉をセットするバスケットに杯数分の粉を入れます。
3:上からメジャースプーンなどで軽く水平に固めます。
4:上部のポットを、蒸気が漏れないように固くしっかりとセットし、火にかけます。
5:下部のポットに入れたお湯が沸騰し、上部ポットに押し上げられて、下部が空になったら抽出完了です。
「カラカラ」という音に変わったときが火からおろすタイミングです。器具が加熱されて非常に熱くなっていますので、取り扱いには充分注意してください。
エスプレッソコーヒーの飲み方
エスプレッソは、砂糖だけを入れて飲むのが基本的なスタイルです。スプーン1~2杯程度ですが、1杯50cc程度のエスプレッソに対しての量ですので、かなり甘みが強くなります。
しかし昨今イタリアでも健康志向の流れになっており、砂糖を入れないで飲む人も増えています。スプーン半分程度の砂糖を入れるのが、旨味を最もよく引き立てるという人もいます。
お好みで、自分の味を探してみるのはいかがでしょうか。