自家製アイスコーヒーの「にごり」についてお悩みの方もいるのではないでしょうか。ここでは「アイスコーヒーのにごりを防ぐ方法」についてご紹介。喫茶店で飲むようなクリアなアイスコーヒーを作りましょう。
なぜアイスコーヒーがにごる?
アイスコーヒーのにごりの原因は、コーヒー豆の渋味成分「クロロゲン酸」です。クロロゲン酸は高温で抽出されると液体に溶けだし透明になりますが、温度が下がると湯に溶け出していたクロロゲン酸の成分が分離し始めます。
その分離した成分がカフェインの成分と結合することで、にごりが発生すると言われています。これは、紅茶に含まれるカフェインとカテキンでも同様の現象をみることができます。
クロロゲン酸とは
クロロゲン酸(chlorogenic acid)とは、コーヒー豆中に5%~10%ほど含まれるポリフェノールの一種です。脂肪の蓄積を押させたりアンチエイジング(酸化防止)の効果があり、美容への効果が期待できます。
ちなみに、タンニンとよく似た働きをするクロロゲン酸は熱の影響を受けやすく、焙煎することにより減少することが確認されているようです。
にごりのないクリアなアイスコーヒーを淹れよう
クロロゲン酸は熱の影響を受けやすい。つまり、にごりのないアイスコーヒーを作るには「コーヒーを急速に冷却すること」がポイントとなってきます。急速に冷却することで、コーヒーに含まれるクロロゲン酸とカフェインが結合するのを防ぎ、にごりのないクリアなコーヒーを淹れることができます。
また、アイスコーヒーがにごることで「味」にも影響が出てきます。美味しいアイスコーヒーを楽しむためにも、にごり防止は重要なポイントでもあるのです。
アイスコーヒーのレシピ(2人分)
- アイスコーヒー粉:40g
- 96℃の湯:360ml
- 大きめの氷:たっぷり
- ペーパーフィルターにコーヒー粉を入れ、抽出する
- 耐熱ポットにたっぷりと氷を入れておく
- 1で抽出したホットコーヒーを氷入りポットに一気に注ぐ
- マドラーでかるくステアし、別の容器に移し完成
氷をたくさん使用し一気に冷却することが重要です。容器を移し替えない場合は「アイスコーヒーが冷えてきたら氷を取り除く」対応をとるようにしましょう。
よりおいしいアイスコーヒーを淹れるコツ
- 大きめの氷で一気に冷やす
氷が小さすぎると、熱いコーヒーで氷が溶けてしまい、アイスコーヒーが薄くなってしまいます。大きめの氷を使いなるべくコーヒーを薄めないようにしましょう。 - 縦にかきまぜる
氷入りポットにコーヒーを注ぐ際、くるくると水平に混ぜてしまうと、氷が溶けてアイスコーヒーが薄くなります。マドラーなどで縦に撹拌するつもりで混ぜましょう。 - 氷を溶かしきらない
アイスコーヒーに氷入れたままにしておくと氷が溶けきってしまいます。冷却が済んだらすぐに別の容器に移し、冷蔵庫で保存しましょう。
アイスコーヒーは急速に冷やしてにごりを防ぐ
アイスコーヒーを作る際のにごりを防ぐ方法は、淹れたての熱いコーヒーを大きめの氷を使って「急速に冷却すること」です。急速に冷やすことにより、コーヒーのにごりの原因であるクロロゲン酸とカフェインの結合を防ぎ、よりクリアでより美味しいアイスコーヒーを作ることができます。