いつも買っているコンビニコーヒーを、コーヒーの味わいで選んでみませんか。今日は「苦味」で選ぶコンビニコーヒーについて見ていきましょう。
苦みについて
味覚の一つ「苦み」を感じさせる化合物への拒否反応は、毒性化合物の摂取を避けるための反応だと言われています。苦みのある化合物への感受性は人によって異なっており、これは生態学的地位、および食物選択の違いの結果だとされています。
コーヒーの苦味成分
コーヒーの苦味は、生豆に含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸類がもとだと言われています。クロロゲン酸類そのものは、酸味とわずかな渋みを示すもので、苦み物質としては働かないと考えられています。
焙煎の過熱で生じる様々な化学反応がコーヒーの苦味として感じられているのではないかと、今も研究が進められています。
コーヒーを飲むことで感じられる苦味は、コーヒー豆そのものの味わいの他に、コーヒーの焙煎度合いの深さによるものや、焦げたような味わいもあります。
苦味を楽しむおすすめのコンビニコーヒー
ミニストップ「ホットコーヒー」
ミニストップのホットコーヒーは中米産のコーヒー豆を使用した「苦みとほどよい酸味」が特徴。産地の特性に合わせて焙煎されたコーヒーは、フルオートドリップマシンで抽出され、豆の風味を最大限に活かしながら、ほろ苦さが味わえる一杯です。
ローソン「ブレンドコーヒー」
ローソンのブレンドコーヒーは、レインフォレスト・アライアンス認証コーヒー豆を使用しています。産地の特性を生かして焙煎されたコーヒーは、エスプレッソマシーンで圧縮抽出することにより豆本来の味わいが引き出され、本場のエスプレッソコーヒーのような本格的な「苦味」を楽しめる一杯です。
「ポリフェノール」を効果的に摂る
コーヒーに含まれるポリフェノールは苦みの元とされていますが、ポリフェノールには体内で作られる活性酸素を抑制し、酸化を防ぐ効果があると言われています。
ポリフェノールは生豆に豊富に含まれている成分で、熱に弱いのが特徴です。コーヒーでポリフェノールを効果的に摂るには、加熱時間の短い浅煎りのコーヒー豆を使用するのがおすすめです。さらに強めの苦味を楽しみたい場合は、深煎りで楽しむといいでしょう。
苦味を楽しむのならミニストップとローソンがおすすめ
苦みでコンビニコーヒーを選ぶなら、ミニストップとローソンがおすすめです。ミニストップはほろ苦い味わいのドリップコーヒーが味わえますし、ローソンはエスプレッソマシーンで抽出された本格的なエスプレッソコーヒーが楽しめます。