デミタスカップという言葉をご存知でしょうか。「デミタス」という単語は缶コーヒーなどで目にすること・聞いたこともあるでしょう。
では、どのようなカップなのでしょうか。
デミタスカップとは
デミタス(Demitasse)とは、トルココーヒーやエスプレッソを飲むときに用いられる小さなカップのことです。フランス語で「小さなカップ」という意味をもちます。
“demi-tasse”は「半分のカップ」という意味を持ち、その名のとおり、デミタスカップは通常のコーヒーカップの半分程度の大きさです。白色の陶器や磁器でできていることが多いのですが、装飾を施したものもあります。
コーヒーカップの容量
- モーニングカップ 160cc~180cc
- マグカップ 200cc~250cc
- 缶コーヒー 180ccくらい
- ペットボトル(小) 300ml
- ペットボトル(中) 500ml
- レギュラーカップ 100cc~150cc
- デミタスカップ 45cc~65cc
さまざまな種類のカップがあり、種類により容量が違います。その中でもデミタスカップは、他のカップに比べ半分程度の容量しかない小さなカップです。食後のエスプレッソように使われます。
お洒落なデザインのカップも多くあり、インテリアとしてコレクションされることもあるカップです。
デミタス缶コーヒー
「デミタス缶コーヒー」は、慣用的にちょっとサイズは小さいが味が凝っていて高級志向、のような意味合いのブランディングで使われている傾向にあります。
もちろん「デミタス缶コーヒー」が、本当に半分のサイズであることはさすがにありません。一般的な缶コーヒーサイズが190cc前後であるとしたら、デミタス缶コーヒーは170cc前後です。勿論規定があるわけではなく、デミタスと名がついても190cc前後の通常の缶サイズのものもあります。