世界のコーヒーにTRY! アジア編〜マレーシア・クアラルンプール〜
クアラルンプールは、東京で暮らす人にとってはコンパクトな都市に感じるだろう。
レールウェイが街の端まで走っていて観光するのにとても便利なのだが、東京のように路線が複雑ではないからわかりやすい。一番良いのは、駅が大きくないことだ。もしホームを間違えても、反対側まで30秒で行ける。
トレンドのブランドが入る大きなデパートやローカルな雰囲気の路面店、オフィス、寺院など、様々な要素がぎゅっと詰め込まれたような都市だ。
レールウェイを都市中心部から郊外に向かって乗り、チャイナタウンの近くで下車する。道の両側に軒を連ねる店店を覗きながら、ぶらぶらと散策をする。
ひときわたくさんのメニューを掲示しているカフェを発見し、足を止める。手描きのボードに惹かれ、2階へと続く階段を上る。
階段にはアート作品が飾ってあり、賑やかだ。
店内は、ほぼ満員。10テーブル程の座席がほとんど埋まっていた。
修学旅行生なのか、現地の学生が10数名集まり騒いでいた。マレーシア版バースデーソングが店中に響き渡る。
冷蔵ストッカーの中には、南国のフルーツやケーキ、なにやらよくわからない赤い液体のようなものが並んでいる。
注文は、紙に書くスタイル。
観光客への配慮なのかスタッフの効率化なのかわからないが、発音の仕方が難しそうなので有り難い。
アジアの国らしいフレッシュジュースから定番のコーヒーまで、色々なメニューがあり迷うが、あまりにも暑いのでコーヒーフロートにしよう。
カウンターには、白ひげ危機一髪やキャンディーが置かれ、オーナーの遊び心が感じられる。
ビックサイズのコーヒーフロート。
甘くて、暑い夏のエネルギー補給にぴったり。
異国情緒を感じさせるポップでキッチュなインテリアが壁中に飾られている。
都市部から数十分の距離で、様々な表情を見せてくれるクアラルンプール。お気に入りのコーヒーを見つけに出掛けてみてはいかが?
yumcha cafe 店舗情報
住所:Kuala Lumpur no.143-1 Jalan Petaling
移動時間:Masjid Jamek駅より徒歩6分
営業時間:月〜土8:30~18:30
定休日:日曜
wifi:不明
電源:なし
喫煙:不明