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カフェを開くにはvol.7~インテリアで雰囲気を作ろう~

カフェを開くにはvol.7~インテリアで雰囲気を作ろう~

ベースになる内装や設備が固まってきたら、いよいよテーブルや椅子をレイアウトして、本格的なカフェの雰囲気作りが始まります。今回は、インテリアを使った雰囲気の作り方について考えていきましょう。

カフェに必要な家具とインテリア

カフェに必要な家具とインテリアをあらためて振り返ってみると、椅子、テーブル、書籍棚、照明、ディスプレイなどでしょうか。

実際に内装が終わってみると、意外と店内が広く感じたり逆に反対に狭く感じることもあるので、この段階で店のテーマを再び煮詰めなおすのがおすすめです。

「どうしたい」をもう一度書き出す

あらためて、この段階で自分のイメージをしっかりと言葉にしてみることです。どういう店にしたいのか、どんな雰囲気にしたいのか。もう一度最初に考えたお店のイメージを固めていくことが大切です。

自分の想像していることを紙に書き出し整理し、かつ相談できる(もしくは雑談としてでも可)誰かに話をしてみましょう。口に出すことであやふやになっていた部分や気づかなかった点は、次第に明瞭になっていきます。

イメージは大切!だけどほどほどに

理想のイメージを追求するのは大切ですが、既に内装である程度固まってきています。そこで家具やインテリアも!と力を入れすぎると、しつこくなりすぎたり希望に合うものが見つからず迷走してしまうこともあるので、“まずは”ほどほどの範囲で済ませるのもおすすめです。

お店作りは長期的なもの。最初から凝り固まらず柔軟に考えていけばいいのだと思います。

おすすめの調達方法

家具やインテリアの世界にも業務用があります。自分のイメージに近いものを選択し、発注するのもおすすめです。業務用にするメリットは、提供する食器のスペースに合わせたテーブルサイズと天板の素材、脚の形状などを選べることです。

また、業務用の家具は頑丈に作られているので、よりかかっても倒れにくく安全。つまり、不安要素が少なくて済むのがメリットとなります。

小さな工夫から始めていこう!

とはいうものの、あまりに普通すぎるお店になってしまってはちょっとつまらないです。最初に書き出していたカフェのコンセプトをもとに、小さなところから少しずつ変化を加えていくと良いです。

統一しない面白さ

デザインの異なるテーブルセットをいくつか配置して、ソファー席も椅子席もある、というようなミックス家具にするのもおすすめです。家具の色合いを合わせれば、自然と統一感も出て落ち着いた雰囲気になりますし、寒色や暖色など系統だけを合わせてもおしゃれな雰囲気にまとまります。

程よい狭さ

また、ほどほどに“狭い”と感じる空間作りは意外にも効果があります。何もなくクリーンで清潔な雰囲気ももちろんアリですが、落ち着ける居場所・席を考えると、ちょっと手狭なくらいで丁度良いものです。

電車が空いている時“端っこ”に座ってしまう感覚、と例えるとわかりやすいでしょうか。もちろん、一概にすべての人に当てはまるわけではありませんが。

季節のイベントにのっかろう

季節のイベントに合わせて、雰囲気を変えられるようベースのインテリアは活用しやすいものにするのもおすすめ。

正月は和風のテイスト、バレンタインはピンクとハートなど、イメージと連動している季節イベントは集客効果も期待できます。上手に取り入れられれば客単価も上げられるかもしれませんし。

小物で工夫しよう

自分の思い描くイメージをじわじわ伝えるため、意外と役立つのが卓上小物です。ご来店いただいたお客様が長い時間過ごすテーブル。そこで目に入る高さの壁や、メニューブック、調味料ケースなどの小物に理想のイメージを繁栄させると、目にする時間が長い分、自然と記憶に残るので効果的です。

音楽は有線・レコードがおすすめ

カフェで流れている音楽は、雰囲気作りのためにかかせませんよね。でも、好きな音楽をかけるためには、著作権管理団体に使用料を支払わなければなりません。そこで、おすすめなのが有線放送、もしくはレコードです。

有線放送はチャンネル数やジャンルが選べるので、季節のイベントや、時間帯に合わせた曲をタイムリーにかけられるのでとても便利です。レコードは…言うまでもありませんよね。レトロな雰囲気を出したいのであればおすすめです。

なにより、有線の流れるカフェ・喫茶店って、ただそれだけで居心地の良い空気が流れてるって思いません?

家具・インテリアには工夫と心遣いを

カフェを開業するにあたって、その空間を彩る家具選び・インテリア選びは重要とも言えます。まずはやりすぎて失敗しないように選んでいくのがおすすめですが、あくまで一例です。ここで挙げた“小さな工夫”にとどまらず、我が道をゆく考え方であってももちろん良いと思います。

ただ、その際に忘れてはいけないのが、客商売であることです。ご来店いただいたお客様にとって居心地の良いお店であるかどうか。その前提を考えた上で、小さな工夫や、心遣いが、素敵な雰囲気を作る大切な要素になるのです。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。