「どうしても徹夜しなくちゃいけない…」そういった状況で活躍してくれるのが、コーヒーです。気分転換としてはもちろん、キリッとした苦味とカフェインの覚醒作用によって目が冴え、朝までのお供に選ぶ方は多いです。ここでは、徹夜する時にぴったりなコーヒーを紹介します。
エナジードリンクよりもコーヒー!
最近は、眠気覚ましにレッドブルなどのエナジードリンクを選ぶ方も多いようですが、カフェインの含有量はドリップコーヒーの方が多いとされています。
コーヒーやエナジードリンクが眠気覚ましに効くとされているのは、カフェインの効果が大きいとのこと。つまり、単純にカフェイン摂取を目的とするならばコーヒーの方が効率的だと言えるのです。
エナジードリンクは眠くなる?
また、エナジードリンクには大量の砂糖が含まれています。血中内の糖度を上げ瞬間的に頭が冴えますが、その後急激に下がることで逆に眠気を催してしまう可能性があります。そのため、徹夜などの“長時間”を耐え抜くには不向きだとも考えられます。
カフェインが多く含まれているコーヒー
上記から考慮すると、徹夜をする場合「カフェインの多い、無糖のコーヒー」を飲むことをおすすめします。
その中で最初の選択肢として挙げられるのが“ドリップコーヒー”です。インスタントやエスプレッソに比べカフェインが多く含まれているので、徹夜を乗り切るためには最も効果的です。
また、可能であれば浅煎りの豆を選ぶとなお良しです。コーヒー豆に含まれるカフェインは、焙煎を深くしていくことで減少していってしまうためです。
カフェインの吸収を穏やかにするためには
また、徹夜のような長時間作業の場合、一過性の眠気覚ましでは不十分です。朝までの作業に耐えるには、摂取したカフェインを長時間作用させる必要があります。その際に活躍してくれるのがミルクです。
ミルクに含まれる脂肪分を加えることにより、カフェインの吸収が穏やかになるとされているからです。エナジードリンクのように一過性の眠気覚ましではなく、朝までカフェインの効果を持続させることが可能ですので徹夜にはおすすめです。
ドリップコーヒー×ミルクといえば
以上のことを踏まえて考えると、カフェインの多いドリップコーヒーとミルクを合わせた“カフェ・オレ”が徹夜にはおすすめです。
先に述べたように、カフェインは焙煎を深くするほど昇華していくので、浅煎りのドリップで淹れたカフェオレが最適と言えます。また、ミルクが多すぎると必然的にコーヒーの量(カフェインの量)も少なくなってしまうので、普段より少なめのミルクでカフェ・オレを作ると良いでしょう。
徹夜のお供におすすめのコーヒーまとめ
徹夜で朝まで頑張らなくてはいけない。そういった場合には、カフェインの量と吸収スピードから考慮すると、“浅煎りでドリップしたカフェ・オレ”がおすすめです。
ただし、糖分を多く摂取してしまうと眠気に襲われてしまうため、できる限り無糖で淹れるよう心がけましょう。