コーヒーをもっと趣味に

ペーパードリップ(扇形)式フィルターでのコーヒーの淹れ方のコツ

ペーパードリップ(扇形)式フィルターでのコーヒーの淹れ方のコツ

最近では、ドリップコーヒーを淹れる方も増えているようです。お店でもドリップする器具をよく見かけるので、安易に手に入るというのも理由かもしれません。

ドリップコーヒーの良いところは、特別な技術がなくても手軽においしいコーヒーを入れることができるところです。今回はメリタやカリタなどで知られる扇型のドリッパー(ペーパードリップ式フィルター)を使用した淹れ方をご紹介します。

扇型ドリッパーの淹れ方

  1. お湯を沸かします。
    お湯の適温は95~98℃です。沸騰したお湯を使うと苦味やえぐみが出てしまいます。沸騰した後に少し置くといいでしょう。
  2. コーヒー豆を挽きます。
    コーヒー豆は粉にすると一気に酸化が進み風味が落ちます。コーヒーを淹れる直前に豆を挽くのがおすすめです。あらかじめ粉の状態のものは淹れる直前に袋から出しましょう。
  3. ペーパーフィルターの重ね目(底と脇)を交互に折り曲げて、ドリッパーにセットします。
    セットしたのち、一度お湯を注ぎます。紙のにおいがコーヒーに移るのを防ぐためです。
  4. 豆の2倍の量のお湯をゆっくりと注ぎ、45秒ほど待ちます。
    豆が膨らんできたら蒸らされている状態です。これは、おいしいコーヒーを淹れるポイントになります。扇型のドリッパーの種類は、1つ穴や3つ穴などがあります。
    中でも1つ穴のドリッパーは、抽出液が落ちる速度が調整されるので味が安定します。いつでも自分の好みに合ったコーヒーを楽しむことができますね。
  5. 膨らみが沈んできたら、残りのお湯をゆっくりと淹れていきます。
    一定のスピードで「の」の字を書くようにするといいでしょう。このとき、あまり端のほうからお湯を注がないように注意してください。味の薄いコーヒーになってしまいます。お湯を注ぐタイミングは「泡が切れないうちに」です。
  6. コーヒーがポタポタと流れてきたら出来上がり。
    コーヒを淹れ終わるまで2分半〜3分くらいです。インスタントコーヒーなどに比べ、香り豊かですっきりした味わいを楽しめるドリップコーヒー。朝の目覚めの一杯や、リラックスしたいときなどに最適です。
    アロマ効果もあるので、飲んだ後の作業が効率良く進みますね。ぜひお試しください。

About the Author

coffeemecca編集部

Coffeemecca編集部です。Coffeemecca編集部はコーヒーをもっと趣味に、コーヒーをもっと好きになってもらう記事やコンテンツを鋭意制作中です!