コーヒーをもっと趣味に

BRONCO(ブロンコ)

BRONCO(ブロンコ)

冬の軽井沢を楽しむあったかクレープとサイフォンコーヒー

雲一つ無い晴天の日。

連日降り続けた雪が歩道の脇に残る冬の軽井沢に、大きなクレープの看板を掲げる店があった。

BRONCO_外観1

BRONCO_外観2

美味しいコーヒーと焼きたてクレープのお店は、観光客はもちろん地元の人にも人気。マスターは、小さなキッチンの中でコーヒーを淹れたりクレープを焼いたりと大忙し。

BRONCO_テイクアウトカウンター

テイクアウト用の小窓に、無造作に置かれたレトロな紙ナプキンスタンドが可愛らしい。

BRONCO_ナプキンスタンド

店内に入ると、カウンター席の目の前にサイフォンと焼け焦げたコーラの缶が並んでいた。長年愛用されて、ここにあるもの全てがこの風景に馴染んでいる。

BRONCO_キッチン

マスターと他愛の無い話をしながら、コーヒーが出来上がるのを待つ時間も楽しい。

常連客じゃなくても、観光地なら気軽に話が出来るし、この辺りの事を色々と教えてもらうのも面白い。

BRONCO_サイフォン1

理科の実験を見ている様。茶色く焦げたガラスの表面が、流れた月日を感じさせる。

BRONCO_サイフォン2

遂に自慢のサイフォンコーヒーが完成。

品の良い絵柄のカップ&ソーサーで出されたコーヒーは、軽井沢に複数の直営店を持つミカド珈琲の豆を使用。日本人に合った味や飲み方を考え、また、コーヒー本来の味を引き立たせる酸味の魅力を追求しているそうだ。

BRONCO_コーヒー

ソーサーの裏を見てみると、「DOUBLE PHOENIX NIKKO」の文字。100年以上もの歴史を持つ日本製の陶器ブランドが、一杯のコーヒーに花を添えていた。

BRONCO_ソーサー

軽井沢は夏の方が人気が高いが、オフシーズンのこの時期に、静かな店内でゆったりとコーヒーをいただくのも特別な旅になるかもしれない。

BRONCO_看板

BRONCO 店舗情報

住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東23-12

移動時間:軽井沢駅徒歩10分

営業時間:夏期8:00~19:00 冬期9:00~17:00(変動あり)

定休日:水曜

wifi:なし

電源:なし

喫煙:全面喫煙可

HP: なし

About the Author

A7ICE ART&design 兼松江梨

喫茶店天国愛知県出身のアートディレクター。「おしゃれカフェ<喫茶店」主義。古くから愛され続けているものに魅力を感じ、喫茶店巡りをするようになる。市内にある様々な珈琲店に祖父母とモーニングに行くのが子どもの頃からの娯楽。