もとをたどれば、全てコーヒー豆からつくられています。それを浅煎り・深煎り焙煎します。焙煎したものがドリップ式・エスプレッソ式コーヒーと分かれます。
それらコーヒーの種類によって変わる飲み方について見ていきましょう。
ドリップ式コーヒーの飲み方
ブレンドコーヒー
様々な種類の豆の特徴を活かしつつ、複数のコーヒー豆が配合されたものです。ホットでもアイスでも季節やお好みに合わせて楽しむことができます。
日本のカフェのホットコーヒーだと60~70℃くらいで提供されることが多いです。
アメリカンコーヒー
浅煎り豆で抽出され、さっぱりした味わいのコーヒーなので、濃いコーヒーが苦手な方にはおすすめです。日本人が名づけて、日本に広まったアメリカ風コーヒーです。
カフェインが多めで、酸味は強めとなっています。
カフェオレ
コーヒーと牛乳1:1の同量で合わせたものです。フランスでは、朝食時にカフェオレボウル(大きなどんぶりの様な器)でたくさん飲む人が多いです。
カフェラテとの違いは、使用するコーヒーの種類の違いです。
ウインナーコーヒー
コーヒーに、ホイップクリームをそそいだものです。ホイップに、熱いコーヒーを注いでもできます。
ウィーンから名付けた日本独自の名前なので、オーストリアで「ウインナーコーヒー」と言っても通じません。
フレーバーコーヒー
北欧中心にヨーロッパ発祥のコーヒーで、豆を焙煎する際にシナモンやアイリッシュリキュールなどを加えたものです。
フレーバーとは、香りのことで、甘くていい香り・すっきりとした味に仕上げたものです。
エスプレッソ式コーヒーの飲み方
エスプレッソ
コーヒー粉に専用機械で圧力をかけて抽出するもので、30cc程度のヘーゼルナッツ色のクレマ(泡)ができているものです。味がとても濃いので、飲み終わった後には口の中に残る感じがあります。
世界中で飲まれています。
カフェラテ
エスプレッソに牛乳(蒸気で温めたもの・泡立てたもの)を組み合わせて作ります。カプチーノよりは、温めたミルクの量が多いです。
イタリア発祥のコーヒーで、蒸気で温めた牛乳だけ合わせるのはアメリカ流です。
カフェ・マキアート
エスプレッソに、少量の牛乳(蒸気で泡立てたもの)を注いだものです。
マキアートとは、イタリア語で「染みのついた」と言う意味です。コーヒーに注いだ牛乳のあとが、白いしみの様に見えるので名づけられました。
カフェモカ
エスプレッソに、チョコシロップと泡立てた牛乳を組み合わせたものです。アメリカ発祥ですが、イタリアを意識してエスプレッソで作られています。
甘くてマイルドな味なので、若い女性に人気のコーヒーです。
カプチーノ
イタリアで好まれているコーヒーです。エスプレッソに、蒸気で泡立てた牛乳を多量にいれたものです。カフェラテより泡の量が多いのが特徴です。
チョコレートパウダーなどで風味をつけるのもおすすめです。
カフェ・アメリカ―ノ
エスプレッソを水やお湯でわって飲みやすくしたコーヒーです。レギュラーコーヒーとの風味の違いを楽しむために、ブラックで飲む方も多いです。
ドリップコーヒーと違う風合いを楽しむことができます。
コーヒーの種類別の飲み方まとめ
このように、コーヒーの種類によって、飲み方にも違いがあります。また、ホットやアイスなど、温度によっても美味しさが変わってくるのです。
基本の飲み方にアレンジを加えるなど、様々なコーヒーの飲み方を試して、ご自分の好みに合った美味しい飲み方を見つけてみてはいかがでしょうか?