あんぱんとコーヒーの相性は抜群!言わずもがなのおいしい組み合わせなのではないでしょうか?今回はコーヒーとあんぱんの相性について見ていきましょう。
あんぱんについて
あんぱんとは、菓子パンのひとつで、パン生地の中に小豆あんを詰めて焼いた日本独特のものです。パンの表面に胡麻や芥子の実をあしらったり、季節に合わせてあんの風味や素材をかえるなど色々なバリエーションが増えています。
あんぱんの起源
あんぱんは、1874年に木村屋総本店の創業者である木村安兵衛と、彼の二男の木村英三郎によって考案されたパンです。パンに欠かせないイースト菌は当時稀少だったため、木村屋では酒種で生地を発酵させ、パンになじみのない日本人に受け入れられやすいように和菓子によせて作ったのだそうです。
日清戦争で集散された兵士にあんぱんが支給されたことが、世に浸透したきっかけだといわれています。
あんぱんにおすすめのコーヒー
あんぱんにおすすめのコーヒーは、心地よい酸味が楽しめる中深煎りコーヒーです。あんぱんに包まれている甘いあんを最後まで爽やかに楽しめますよ。
実際にあわせてみました
今回はイエメンのモカを使った中深煎りのブレンドコーヒーと、つぶあんぱんをあわせてみました。コーヒーのわずかな酸味があんと合わさることで、あんの甘さが控えめに感じられて相性ピッタリ。最後まで美味しく楽しむことができました。
あんパンの日があるらしい
1875年4月4日に、花見のために木村屋が明治天皇に献上した、桜の花の塩漬けをあしらったあんぱんが宮内庁御用達となったことから、4月4日はあんパンの日となっています。4月4日に特別なあんパンをコーヒーと楽しんでみるのもいいですね。
コーヒーとあんぱんの相性 まとめ
コーヒーとあんぱんのフードペアリングを楽しむためのおすすめのコーヒーは、心地よい酸味が楽しめる中深煎りコーヒーです。コーヒーの酸味が甘いつぶあんを爽やかにしてくれるので、最後まで美味しく楽しめますよ。普段酸味があまり得意でない方もあんぱんを楽しむ時には酸味のあるコーヒーを試してみてはいかがでしょうか。