エスプレッソの楽しみ方をご存知ですか?ちょっと“濃い”コーヒーという程度の認識が強いエスプレッソですが、ヨーロッパでは日本のドリップコーヒーに取って代わるポピュラーな飲み方です。そんなエスプレッソの基本的な知識についてご紹介します。
エスプレッソを楽しもう
エスプレッソは、ヨーロッパの中でもイタリアやフランスで親しまれているコーヒーで、小さなデミタスカップで楽しむのが一般的です。日本ではエスプレッソをベースとしたカプチーノやカフェラテなどのアレンジメニューが人気です。
エスプレッソは「苦い」「強い」など強烈なイメージを持たれていますが、楽しみ方を知ればあなたも大好きなコーヒーのひとつになるに違いありません。
エスプレッソは本場のスタイルで
日本ではドリップコーヒーをブラックで飲む、という方が非常に多いかもしれませんが、エスプレッソの一般的な飲み方は、実は少し異なります。そのため「苦すぎて飲めない…」と敬遠している方は、エスプレッソの飲み方を誤解しているかもしれません。
ぜひ一度、本場のヨーロピアンスタイルを試してみてください。おすすめの楽しみ方をご紹介します。
砂糖はたっぷり入れる
エスプレッソは、砂糖をたっぷりと入れることで完成するコーヒーです。ティースプーン山盛り一杯の砂糖を豪快に入れて飲むのがおすすめです。砂糖はお好みで増やすのもあり。
一気に飲もう
エスプレッソはゆっくりと楽しむもうと思っても量が少なく、冷めるのも早いので、提供されたらグイッと一気に飲むのがおすすめです。日本のコーヒーの楽しみ方とは、実は大局的な楽しみ方なのです。
かきまぜるか、かきまぜないかは自由
エスプレッソにお砂糖を入れてからじっくりとかきまぜると、砂糖とエスプレッソがよく混ざり合い、チョコレートのような濃厚な味わいが楽しめます。かきまぜない場合は、デミタスカップに残ったエスプレッソの染みこんだ砂糖を一粒残らずすくって食べてその味わいを楽しみましょう。かきまぜるかかきまぜないかは自由です。どちらも美味しく味わうことができます。
家庭でもエスプレッソを楽しもう
家庭用のエスプレッソマシンや器具を使って、自宅でエスプレッソを楽しむのもおすすめです。お店で飲むエスプレッソのような、本格的な味わいとまではいかなくても、自分の好きなコーヒー豆を使って、自分だけのオリジナルエスプレッソが作れますよ。
インスタントコーヒーで楽しむのもおすすめ
インスタントコーヒーでも、エスプレッソ風コーヒーを楽しむことができます。インスタントコーヒー2gと、砂糖4gを少量の湯で練り、チョコレート状にしてから熱湯30mlを注ぎます。スプーンで軽くかき混ぜればクレマも楽しめるエスプレッソ風コーヒーのできあがりです。とても簡単なので、是非お試しくださいね。
美味しいコーヒーの基礎学【エスプレッソ編】 まとめ
エスプレッソの基本的な飲み方は、日本でいうところの“ブラック”ではなく、砂糖をしっかり入れて一気に飲むスタイルです。エスプレッソは、砂糖を加えることで完成する飲み物。まずは、発祥の地であるヨーロッパの飲み方を忠実に守り、がっつり砂糖を入れて楽しんでみてください。砂糖を入れることによって立ち上るアロマや、リッチなクレマ、口の中に残る余韻は、エスプレッソでしか味わえない最高のひとときとなるはずです。