コーヒーをもっと趣味に

川越コーヒーフェスティバル

川越コーヒーフェスティバル

朝は布団から出たくない程冷え込む今日この頃ですが、同時に温かいコーヒーも一層美味しく感じる気候になってきました。ひんやりとした風を受けながらも、もくもくと湯気が漂うコーヒーを飲むひとときはこの時期の醍醐味です。

外で飲むコーヒーと言えば、ここ数年各地で催されているコーヒーイベント。TOKYO COFFEE FESTIVALが特に有名ですが、今回はお寺×コーヒーという新感覚な「川越コーヒーフェスティバル」に行ってきました。

蓮馨寺は室町時代に創建された浄土宗のお寺で、七福神の福禄寿を祀っています。川越市駅から歩いて10分ほどの距離。蔵造りの街並みが広がる「小江戸」の玄関口的なお寺です。

コレ系のイベントではお馴染みの飲み比べチケット。それぞれのお店では1杯500円ほどで8オンスのカップでの提供もしていますが、20店舗くらい出店しているので全部飲むのは無理です。

飲み比べチケットは4枚で1000円なので少し割高感はありますが、各店のコーヒーの味の違いを楽しみたい方にはお薦めです。

TOKYO COFFEE FESTIVALは全国のコーヒー店を集結させたイベントですが、川越コーヒーフェスティバルは地元とそれ以外が半々なイメージ。地元の人と観光に来ている人の両方が楽しめるようにバランスが取られている印象です。

出店されたお店をいくつか紹介します。

344 COFFEE STOP

ミヨシコーヒーストップいう川越駅西口から3分44秒のところにあるコーヒースタンドです。普段は焼き鳥店の軒先を借りているこちらでは、同じく地元川越のロースター「TOSHIO COFFEE」のエチオピアと愛知にあるWORK BENCH COFFEE ROASTERSのコスタリカを提供していました。

Ants. Meals&Coffee Bar

「インフューズドコーヒー」と呼ばれる新しいジャンルのコーヒーを提供していました。

バーテンダーの目線からコーヒーの新しい楽しみ方を開発しています。エアロプレスのコーヒーに金柑と黒糖をインフュージョンしたもの、洋梨と蓮茶をインフュージョンしたものと、いずれも未知のコーヒー体験。

ベトナムコーヒーとホットバタードラムをミックスしたオリジナルのコーヒーカクテルも提供していました。

Bespoke Coffee Roasters

コーヒーの抽出技術を競うジャパンブリューワーズカップ。2017年の大会で3位に入賞したBespoke Coffee Roasters。

店舗は設けておらず、イベントやケータリングをメインとしているとのことで、非常に香りの高い果実味のあるケニアを提供していました。

フードの出店は少なめですが、コーヒーに合いそうなコッペパンや焼き菓子などを提供しているお店が主でした。写真は川越のベーカリー「Boulanger Lunettes」。

出店舗ではないのですが、蓮馨寺の境内にある老舗の団子店「松山だんご」。焼き団子は1本80円、コーヒーフェスティバルに隣接していたため、こちらにも行列ができていました。このローカルな感じが風情を出していてイベントの良さを後押ししています。

フードの出店以外にもDJブースもありました。メルボルンから音楽ユニットが来日して演奏していたので、それだけでも新鮮なのですが、演奏を聴いている人は普段お寺に来られる地元の方々でしょうか。年齢層が高くてこれまた新鮮な光景でした。

お寺を出て駅と逆方面に歩くと、小江戸と呼ばれる蔵造りの街並みが広がっています。日曜日なので観光に来ている方がとても多くどの店も賑わっていました。天候にも恵まれノスタルジックでゆるやかな空気が流れる川越を満喫できました。

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。