コーヒーをもっと趣味に

1 ROOM Coffee

1 ROOM Coffee

温もりある空間と、やさしく上質なコーヒー

東京23区の北西部、すぐ上は埼玉県な板橋区。用事がない限り行くことはないのですが、そんな板橋に人気のコーヒー店があるとのこと。地元の人は勿論、遠方から来る人も多く、SNS上で目にすることも多い1 room coffeeです。

1-room-coffee_shop

場所は中板橋駅から徒歩1分。東武東上線を使う機会がないので、三田線の板橋本町駅から歩いてお店に行きましたが、このルートだと10分弱歩きました。商店街の程よく賑わう人通りを抜けるとお店が見えてきます。

1-room-coffee_interior1

お店に入った途端、「おっ、これは好きな雰囲気」。清潔感のある白い壁に木製のテーブルとイス。控えめな照明と窓から差し込む太陽の自然な光。

白を基調としたシンプルな内装は、今時のカフェ・コーヒー店でもお馴染みではありますが、都会的なスタイリッシュさに肩肘張ってしまうような内装とは真逆の、柔らかい空気が流れる店内です。

1-room-coffee_interior2

席は2人掛けのテーブルが6つほど。間隔も程よいので、1人でふらっと入って読書するも2人でコーヒー片手に談笑しても良い感じです。
お客さんの層は近隣に住んでいると思わしき方から、お店の評判を聞いて訪れる方まで。年代も幅広く、ご年配の方もちらほら。

1-room-coffee_menu

メニューはドリップ系とエスプレッソ系を揃えています。この日のコーヒーは3種類から。ケニアをフレンチプレスで頂きました。軽めの爽やかな酸味を感じつつ、蜜のような甘さが口に広がります。

1-room-coffee_あんバタートースト

コーヒーのお供は人気の「あんバタートースト」を。あんバタートーストは決して珍しいメニューではないのですが、意外とお店で見かけないからか、初めてお店に来た方は高確率で注文されるらしいです。

厚く切られたトーストに高く盛られたあんことバター。表面はカリッと香ばしく焼き上げて、中はふかふか。バターがパンの生地に染み込み、塩気とあんこの甘さが絶妙です。コーヒーとの相性は抜群というか、ずっと食べていたいくらいです。
モーニングの時間帯はドリンクも付いてきますし、プラス100円でコーヒーも頂けるので嬉しい価格設定です。

お邪魔した時間帯は1時過ぎで、ちょうど午前のピークを過ぎた時間帯でゆったりとしていました。フードメニューは所謂カフェ飯のようなガッツリしたものではないので、モーニングやおやつに頼む方が多いとのこと。
気さくで話しやすい店主さんと柔らかいゆったりと流れる空気に、ついつい長居してしまいます。

1-room-coffee_cafe-latte

テイクアウトでカフェラテも頂きました。ミルクの優しい甘さとコーヒー豆の香ばしさもしっかりと感じられ、寒い日には特に美味しく頂ける一杯です。

1-room-coffee_logo

同じく中板橋の駅前にあるパン屋「NEEDs」のパンを持ち込むことができるのも嬉しいサービス。地元に根付いた柔らかい温かさを感じさせ、1 roomという店名が物語るように「家」に帰ってきたような安堵感があるお店でした。

1 ROOM Coffee 店舗情報

住所:東京都板橋区中板橋29-10

移動時間:東武東上線中板橋駅北口から徒歩1分

営業時間:月~金 10:30~21:00 / 土・日 10:00~19:00

定休日:無休

wifi:なし

電源:なし

喫煙:不可

HP:https://www.facebook.com/1rcoffee/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。