コーヒー豆特有の苦味、コクを楽しむためにはエスプレッソがおすすめです。「ドッピオ」という言葉、エスプレッソ注文時に見聞きしたことのある方も多いのではないでしょうか。ここでは「ドッピオ」の意味や、どのような場面でオーダーするべきかのおすすめについて紹介していきます。
“ダブルサイズ”を意味するドッピオ
ドッピオとは、イタリア語で「ダブル、2倍」を意味する言葉です。エスプレッソを頼む時に「ドッピオで下さい」といえば、言葉の意味どおり2倍量のエスプレッソが提供されます。
また、ドッピオ以外にもエスプレッソをオーダーする際には独特の専門用語を使うことがあります。
- エスプレッソ・ソロ
通常のエスプレッソ1杯分。 - エスプレッソ・リスレット
ソロと同じ量のコーヒー豆を使いながらも、抽出量を半分にした濃厚なエスプレッソ。 - エスプレッソ・ルンゴ
ソロと同じ量のコーヒー豆を使いながらも、抽出量を倍にした薄めのエスプレッソ。
また、エスプレッソを使ったカフェモカやカフェラテを注文する際、内容量のコーヒー成分を多くして欲しい時にも「ドッピオ」を用います。「カフェモカのラージサイズ、エスプレッソドッピオでお願いします」といった頼み方をするとスムーズです。
「ちょっと物足りない」という時に
エスプレッソは通常、デミタスカップと言われる小さなカップ1杯分で提供されるコーヒーです。1杯あたり10g程度と、ドリップコーヒー1杯分と同等のコーヒー豆を使った濃厚な抽出液のため、充分コーヒーを堪能できる濃密さになっています。
ドッピオでゆっくり濃密に楽しめる
エスプレッソ・ソロでは、コーヒー好きの方にとっては少し物足りないかもしれません。濃密なエスプレッソをもっと楽しみたい!そんな時にこそ、ドッピオで注文しましょう。
「もっとコーヒー感を強くしたい」という時に
「モカやラテを飲みたいけど、ちょっと甘すぎる」「ミルクが強すぎてちょっと苦味が足りない」そんなときにもドッピオでのオーダーがおすすめです。
一般のコーヒーチェーン店でカフェモカやマキアートを頼むと、少々コーヒー感が少なく物足りない気分になる時がありますよね。
エスプレッソの強さをより楽しめる
ドッピオで注文すればエスプレッソの量が2倍になるため、コーヒーの味をより強く感じることができます。スターバックスなどでは、一般的なカスタマイズとしてオーダーしている方も多いです。よりコーヒー感を楽しめるカスタムエスプレッソにしたいのであれば、一度試してみてはいかがでしょうか。
物足りない時はドッピオでオーダーを!
エスプレッソ含め、コーヒーは自分流にアレンジしてこそ楽しめる嗜好品です。通常のエスプレッソじゃ足りない場合は、「ドッピオでお願いします!」と気軽に頼んでみましょう。
ちなみに、ドッピオのオーダーで料金がかかることもあるので、ご注文の際、まずは金額を確かめてからオーダーするようにしましょう。