2015年9月に開催され、大盛況だったTOKYO COFFEE FESTIVALが今年も開催されました。
早速にDAY1の様子をレポートしていきます。「明日行こうかなー」とうっすら考えている方はこちらの記事を是非参考にしていただけると幸いです。
場所はお馴染み、表参道駅から徒歩3分ほど、国連大学入り口にスペースを構えるFarmer’s Market at UNU。
昨年から東京各所でも多くのコーヒーイベントが催されていますが、特にTOKYO COFFEE FESTIVALは東京以外の全国のロースター、コーヒーショップが集まる数少ない機会です。
イベントをより楽しむために
「コーヒーのイベント」と聞くと少しマニアックな印象もあります。「コーヒーはよく飲むけど、味の違いを気にしたことないし、わざわざコーヒーの為だけに足を運ぶのも・・・」と思う方もいるかもしれません。
そういった方は、もう少し軽い気持ちで行ってみても良いかと思います。表参道周辺でランチをした後にふらっと寄ってみるでも良いですし、こちらで昼食を取っても良いくらいフードを提供しているお店も多いです。
今回のイベントでは「コーヒーのおとも」と称した限定フードも揃っています。
代々木八幡のPathと卵農家のにわとり村さんがコラボレーションした「にわとり村のプリン」、パティスリービヤンネートルによる「河内晩柑ジンジャーキャラメルプリン」。
クロワッサンダマンドは、京都の名店『吉田パン工房』の新作のクロワッサンを、パン祭りでもお馴染みの半蔵門のベイクショップ『TiMi』が考えたレシピとのこと。
しっとりとしたクロワッサンの中には杏が入っており、甘みと酸味、爽やかさの相性がとても良く、コーヒーのおともに最適です。
そのほかカレーやバインミーと言ったしっかり系の食事や、同スペースで行われている青山ファーマーズマーケットに出店しているフードもあり、かなり充実していました。
また、今回のイベントに限ったことではないですが、青空の下で最大限イベントを楽しむ為の三種の神器をお伝えします。
明日行こうと思っている方は是非参考にしてください。
- 水
屋外のイベントでは必需品です。また、コーヒーを何杯も飲む人は水を飲んで一旦リセットすると、お店毎の味の違いもより判ります。
気温が高いと脱水症状の危険もありますし、会場で欲しいと思っても、近くに自動販売機やコンビニが無かったり(あっても売り切れていたり)というケースもあります。
手荷物になりますが、持参した方がお薦めです。
飲み終わったペットボトルはゴミ箱に捨てるか、家まで持ち帰りましょう。
- ウェットティッシュ(若しくはポケットティッシュ)
コーヒーは勿論、フードなどを食べた後にあると便利です。こういった屋外のイベントではお店に置いてないこともありますし、置いてあっても混んでいて取りに行くのが大変、ということもしばしばあります。
使い終わったティッシュはゴミ箱に捨てるか、家まで持ち帰りましょう。
- タオル
とにかく人も多くて晴れていて暑いです。その暑い中で熱々のコーヒーを飲むので、もう汗がでまくりです。タオルは必至、汗を拭くのに必死です。人が多いので日傘などを差すのが難しいので、タオルを日よけ代わりに使うのもお薦めです。
使い終わったタオルは家に持ち帰って洗濯しましょう。
会場の様子
朝10時、イベント開始時点の様子です。既にちらほらと人はいますが、割とゆったり各ブースを回ることができます。
会場の奥の方にあるテーブル席もまだ余裕がある印象です。
11時、開始から1時間経つと人が増え始めてきました。
12時を過ぎた頃には、テーブル席も満員となり、かなり混雑しています。コーヒーやフードを手に持ちながら写真を撮ったりする人も多く見られます。
リュックを背負って行動していたのですが、混んでくるとぶつかったりしないように気をつけたり、かなり神経を使います。
また、飲み比べカップやスマホなどを持って両手がふさがった状態だと何かと不便ですので、手提げ(コンビニの袋などでも可)を持って行動した方が良いかもしれません。
TOKYO COFFEE FESTIVAL 2016 spring 概要 (※公式Facebookページより抜粋)
LIFE with COFFEE.
コーヒーを楽しむ文化がさらに広がり、身近な存在になっていったら… そんな想いからはじまった、地方の小さなロースターや新しい価値観を生み出すコーヒーショップなどが一堂に会する『TOKYO COFFEE FESTIVAL』。
2016年の初回は、2016年5月21日(土)、22日(日)に開催いたします。
今回はコーヒーのおともがさらに充実。農家さんとコラボレーションした特別なスイーツや、一緒に読みたい本に新聞などなど、「コーヒーのある生活」を探求していきます。
コーヒーロースターも、初参加の地方店をはじめ、台湾からのロースターも出店!
外も気持ちがいい季節です。一緒にコーヒーを楽しみましょう。
日時: 2016年5月21日(土)〜22日(日) 10:00〜16:00
会場: 国連大学前広場(東京都渋谷区神宮前5-53-70) ※Farmer’s Market @ UNUと同時開催!
Facebook: https://www.facebook.com/events/1731143277119566/
主催: Tokyo Coffee Festival 実行委員会
共催: Good Coffee、NPO Farmer’s Market Association
飲み比べチケットについて
様々な店舗のコーヒーを少量ずつ手軽に飲める飲み比べチケット(1,000円(税込)/5枚)。コーヒーイベントではお馴染みとなっているこちらは、今回も大盛況でした。
チケットは会場入り口、中央の2箇所で購入可能です。
※1日目に購入したチケットは、2日目に繰り越し可能です。
入り口付近のチケット購入スペースの様子。すごい人です・・・!
10時にイベントが始まった時点で既に数十人ほどの列が出来ていました。
実は飲み比べチケット購入のスペースは入り口以外にもイベント会場内・中央付近でも行っており、こちらは意外と知られていないのか、列も短く空いていました。
TOKYO COFFEE FESTIVAL 2016 spring 出店店舗
日本全国、海外のロースターなど各地から約30店舗が出店、その他フードやアイテムなどを取りそろえるお店も含めると約50店舗と、都内のコーヒーイベントでも最大級となっています。
出店されるコーヒーショップを日本地図で表現してみました。
※黒字・・・両日とも出店
※赤字・・・21日(土)のみ出店
※緑字・・・22日(日)のみ出店
注)出店店舗は当日予告無く変更することがあり得ます。
それぞれのお店に物語があり、拘りがあり、地域による個性があります。
今回のイベントでお気に入りのお店を見つけて、後日旅行に行った際にお店を訪ねてみるのも面白いかもしれません。
DAY1のマップ
一日ですべてのお店を回るのはかなり大変です。事前に公式サイトやSNSなどでチェックしてから行ってみるのもお薦めです。
いくつか回ったお店をご紹介したいと思います。
【岩手(盛岡)】NAGASAWA COFFEE (2日とも参加)
URL: http://www.nagasawa-coffee.net/
【長野】Foret Coffee (2日とも参加)
URL: https://www.facebook.com/foretcoffee/
【名古屋】TRUNK COFFEE (2日とも参加)
URL: http://www.trunkcoffee.com/
毎回イベントでは個性豊かなドリンクを出されているTRUNK COFFEE。今回はお馴染みのコーヒービールの他、樽生アイスコーヒーも出していました。
【名古屋】NAGOYA COFFEE ROASTERS (2日とも参加)
URL: なし
事前にインターネットで調べても情報が全然無かったので気になっていたお店です。会場の入り口付近にブースがありました。
聞いたところ、まだ店舗を構えて無く、今回のイベントで初出店とのことでした。
【和歌山】THE ROASTERS (2日とも参加)
URL: http://www.theroasters.jp/
【滋賀】Yeti Fazenda COFFEE (2日とも参加)
URL: http://yeti112.exblog.jp/
コーヒーと共にドーナッツも販売していました。ケースに入った種類豊富なドーナッツはコーヒーとの相性も非常に良さそうです。
【兵庫】TOACA COFFEE (DAY1のみ参加)
URL: http://taoca.jp/
瓶に入ったコーヒーベースが目立っていました。
【福岡】REC COFFEE (2日とも参加)
【埼玉】ホシカワカフェ –HSKWKF (DAY1のみ参加)
先日の春風というイベントにも出店していた埼玉は熊谷のロースターです。カラフルでアーティスティックなパッケージは一際目を引いていました。
【東京】珈琲や (2日とも参加)
【東京】Paul Bassett (2日とも参加)
URL: http://www.paulbassett.jp/
新宿、渋谷に店舗を構えるラテアートチャンピオンのポールバセット氏が立ち上げたコーヒーショップで、昨今のコーヒーブームの先駆け的な存在です。今回のイベントのプロデューサーを務める大槻氏もPaul Bassettでバリスタとして活躍していました。
今回のイベントではエアロプレスを提供していました。
【東京】SWITCH COFFEE TOKYO (2日とも参加)
URL: http://www.switchcoffeetokyo.com/
目黒の住宅街に店舗を構えるロースター兼コーヒーショップです。地元の方から支持されていますが、海外の雑誌でも紹介されたことから日本へ旅行に来た外国の方もよく見かけます。
今回のイベントではエスプレッソトニックの他、ラムをプラスしたコーヒーカクテルを販売していました。
【東京】MOON mica takahashi (2日とも参加)
URL: http://brew-by.com/story/micatakahashi
【東京】HONO (2日とも参加)
URL: http://www.honojapan.com/blended_top.html
【東京】Life Size Cribe (2日とも参加)
URL: https://www.facebook.com/lifesizecribe/
国分寺にある人気コーヒーショップです。オーナーの方が神保町のGLITCHで焙煎をされる姿は時々目にしていましたが、実際に頂くのは初めてでした。1+1=2ではなく、3以上のものを提供したい、という拘りを追求したブレンドはフルーティかつ力強さを感じる一杯です。会場の入り口すぐにブースを構えていましたが、非常の多くの人で賑わっていました。
【東京】Pieni Joki COFFEE (2日とも参加)
URL: https://www.facebook.com/pienijokicoffee/
【台湾】Cafe LuLu (2日とも参加)
URL: http://www.cafelulu.com.tw/
海外からも2つほどお店が出店、そのうちのひとつ、台湾からきたCafe LuLuにも非常に多くの人が訪れていました。
PRANA CHAI
コーヒーではありませんが、オーストラリアのチャイ「PRANA CHAI」さんも出店していました。
PRANA CHAIはオーストラリアメルボルンのチャイブランドで最近いくつかのコーヒーショップでも目にする機会が増えています。今回は豆乳で作ったチャイを無料で提供されていました。
茶葉の香りがしっかりと感じられ、スパイスの爽やかさとほのかな甘みが感じられるチャイは、コーヒーの合間の一休みに一杯飲むと良いかもしれません。
MINIMAL
PRANA CHAIのお隣には、bena to bar チョコレートブランドのMINIMAL(ミニマル)が出店されていました。
チョコレートの試食をしており、これまで食べたことない、未知のフレーバーチョコレートを体験することができます。
TOKYO COFFEE FESTIVAL 2016 spring DAY1 感想
アルコールの提供あり、DJブースあり、記念撮影ありといったコーヒーイベントというよりは、フェスっぽい感じです。コーヒーが好きな人は勿論、ふらっと訪れた方もこのイベントをキッカケに興味を持ってもらえるだろう活気のあるイベントでした。
特に飲み比べ5カップは、普段コーヒーに馴染みのある方ない方問わず、お店の個性をダイレクトに知ることが出来るとても良い企画だと思っています。
上述したとおりカップを持っていると手がふさがってしまうため、引き替えのシールのみ配布して、カップは各店舗に置いていただけると、よりスムーズに見て回れるかな、と思いました。