コーヒーをもっと趣味に

ぼうず’n coffee

ぼうず’n coffee

外界から隔離された空間に流れる緩やかな時

今年のゴールデンウィークは平日を挟むため、遠出するほどの余裕はない、けれども折角の休みなので、普段は行かないところに足を運んでみたい。かく言う僕もそんな一人ですが、instagramで親指を上下運動していると、コーヒーを提供されている都内のお寺の写真が目に留まりました。

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Facebookでお店のページを見てみると、不定期営業のようですが丁度日曜日に開いているとのことでしたので、早速足を運んでみました。お店の名前は「ぼうず’n coffee」。2017年今年の4月から始まったようです。

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最寄り駅は有楽町線の要町駅。池袋方面に歩いて4分ほどですが、要町駅自体は駅から離れるに連れてめぼしいスポットはない住宅街、という感じです。池袋駅からも10分ほどの距離ですので、散歩がてら向かうのであれば池袋から歩いた方が楽しいかも知れません。

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靴を脱いで中に入ります。その際に入り口で注文をします。コーヒーはハンドドリップの提供は無く、エスプレッソ系のメニューが中心です。調理スペースはうかがい知れませんが、エスプレッソマシンがあるのでしょう(気になる)。

都内のコーヒーショップと比較してもかなり良心的な価格帯です。お菓子は、どら焼き・最中・ようかんという和スイーツなラインナップ。和菓子に合わせて抹茶や煎茶も揃えています。

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注文を済ませ中へ。書院とテラス席の好きなところでコーヒーを楽しむことができます。先ずは書院側のスペースへ。

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書院スペースは50席ほど有る広々とした空間。整然と並んだ椅子と机は凛とした雰囲気を出しつつ、窓側に広がる一面の緑が柔らかさを演出しています。

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和テイストで可愛らしいカップに綺麗なラテアートが描かれたカフェラテと、小ぶりのようかんのセット。

ラテはコーヒーの香ばしさがしっかりと感じられるタイプ。ようかんも優しい甘さでカフェラテとのバランスも良いです。

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内装に趣向を凝らした居心地の良いカフェは都内にも沢山ありますが、池袋の喧噪と対極的な、外界から隔離された木漏れ日射す空間を東京で味わえるのはとても貴重です。

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テラスは荘厳な装飾が施された本堂の向かいに位置しています。

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日中は陽の当たりが強いので、テラス席で休む際は日暮れ時がお薦めです。

心地よい時間を堪能できる ぼうず’n coffee。営業日は不定期ですので、事前に公式のFacebookページのチェックをお忘れ無く。

ぼうず’n coffee 店舗情報

住所:東京都豊島区池袋3-1-6祥雲寺内

移動時間:要町駅から徒歩4分

営業時間:営業日は主に11:00~17:00

定休日:不定期営業

wifi:なし

電源:なし

喫煙:不可

HP:https://www.facebook.com/bozu.ncoffee/?fref=ts

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。