コーヒー生豆が入っている麻袋には、コーヒー産地ならではの絵柄や文字がプリントされています。麻の素材も様々で、太いものから細い物、きつく編まれているものや大きく格子状になっているものなど、いろいろな個性があるのです。今回はそんなコーヒー豆の麻袋の活用方法についてご紹介します。
麻袋の入手方法
コーヒー豆の麻袋はインターネットや店舗などで購入することができます。近所にコーヒー屋さんや焙煎所がある場合は、無料で分けてもらえる場合もあるので、声をかけてみましょう。
麻袋を使う前に
麻袋は、収穫し精製されたコーヒー豆を直接保存している袋で、保管庫で数ヶ月から数年間寝かせてから、船に積まれて輸入されています。室内で麻袋を使いたい場合は、手洗いし陰干しした後に加工するのがおすすめです。
おすすめの麻袋活用方法
畑のマルチングに
植えた植物の表面を覆う「マルチング」として麻袋を使うことで、雑草の発生を防ぎ、水分の蒸発や害虫の発生を防ぐことができます。
麻袋はその名の通り麻製のため、微生物の働きで自然に土に還ります。自然素材なのでプラスティック製のものを使うよりも安心して使用することができます。
野菜や植物を育てる
ブラジルやコロンビアのコーヒー豆に使用している60kg~70kg用の麻袋はとても大きいため、土の中で育つ野菜を作る時に使うのもおすすめです。
また、プレミアムコーヒーなどの特殊な麻袋は、30kgなどの小さいものが多いので、花などの寄せ植えのカバーとして使うのに適しています。
野菜の保存袋に
麻袋は通気性がいいため、収穫した野菜を常温で保存する保存袋にも使えます。じゃがいもやにんじん、ごぼうなどの土汚れのついた根野菜を入れても汚れが気になりません。
ラグとして使う
通気性が良く汚れも目立ちにくい麻袋は、カットしてキッチンや玄関などのラグとして使用するのもおすすめです。その上丈夫な素材としても優秀なので敷物としてもよい感じです。
インテリアや家具のリメイクに
古くなったラックや引き出しなどに、カットした麻袋を張り付け家具をリメイクするにも麻袋は一役買ってくれます。また、コルクボードに張り付けてピンボードとして使用するのもエスニックな雰囲気を作ってくれます。。
ペットハウスの防寒用として
麻袋は通気性がいいだけでなくふかふかとしてるため、犬や猫の寝床に敷きつめたり、ペットハウスの防寒用に使うのもアリです。いくらかの消臭効果もあるため、ペット用品としても思いのほか活躍してくれますよ。
肌が敏感な人は気をつけましょう
コーヒー豆の麻袋は、国によって編み方も麻ひもの太さも様々です。しかし、材質としては共通して麻なので、多少チクチクした肌触りをしています。肌が敏感な人は、触ったりこすれたりすることで赤くなったりかゆくなる場合ももちろんあります。直接肌に触れるような、クッションやバッグなどにリメイクする場合は気をつけましょう。
コーヒー豆の麻袋活用アイディアまとめ
コーヒー豆の麻袋は、産地の特徴的な絵柄がプリントされていて、個性的なものがたくさん。そんな麻袋を身近なものにリメイクして楽しみませんか。
麻袋は自然素材なので、植物のマルチングや直接土を入れて野菜を育てたり、寄せ植えのベースに使うのもおすすめです。また、通気性も良いので野菜の保存袋にしたり、ラグや、ペットの寝床にするなどアイディア次第でいろいろな用途で使うことができますよ。あなたのアイディアでコーヒー豆の麻袋を可愛くスタイリッシュに再利用してみませんか。