苦みの強いコーヒーに砂糖は入れますか?日本では、コーヒーをブラックで飲むことが美徳とされる傾向がありますが、世界的にみるとコーヒーに砂糖を入れて飲む事のほうがポピュラーです。ここでは、苦味の強いコーヒーと相性の良い砂糖を紹介していきます。
万能な砂糖!グラニュー糖
世界で最もポピュラーな砂糖であるグラニュー糖。もちろん、コーヒーにも一番良く使われる砂糖です。
癖がなく、甘みがあっさりとしているのでどのようなコーヒーにもマッチすると言われています。苦味の強いコーヒーであっても、コーヒーの風味を損なわないナチュラルな甘味を足してくれるため、オススメできる代表的な砂糖と言えるでしょう。
日本でポピュラーな砂糖!上白糖
日本で「砂糖」というと、この上白糖が一番有名でしょう。意外にも日本以外では全く流通していない砂糖でもあります。
グラニュー糖に比べて水分を含んでいるため、甘味も強くコクが有りますが癖がありません。そのため、苦味のあるコーヒーとの相性もピッタリ。自然な甘みと、程よい苦味を惹き立ててくれるでしょう。
苦味との調和を楽しむ!コーヒーシュガー
コーヒーを飲むために作られたコーヒーシュガーは、苦味が強いコーヒーとの相性も抜群です。
苦味とマッチする秘訣は、コーヒーシュガーに含まれる“カラメル”の味。カラメルはコーヒーの風味を惹き立ててくれるので、ブラックで飲む時には感じられなかった苦味を体験できるでしょう。
コーヒーシュガーは溶けにくい性質を持っているため、徐々に変化していく甘みを味わうのも楽しみ方の一つです。
和菓子にも使われる高級砂糖!和三盆
あまり知られていない砂糖の中にも、コーヒーと相性の良い砂糖はあります。和三盆という砂糖は、四国地方で作られている伝統的な砂糖。高級和菓子などに使われることから“高級砂糖”として知られています。
この和三盆、苦味のあるコーヒーとの相性も抜群。上品な甘みでありながら、風味を邪魔しないことからコーヒーの“良い苦味”を惹き立ててくれます。あまり一般的に販売されている砂糖ではありませんが、見かけた際は是非試してみてください。
甘すぎず、癖のない砂糖がおすすめ
上記のように、苦味のあるコーヒーと相性が良い砂糖は“癖がなく・甘すぎない”ものを選ぶと良いです。苦味の強いコーヒーの場合、甘みの強い砂糖を使用してしまうと“楽しむべき苦味”の特徴を消し去ってしまいます。
そのため、黒糖やザラメなどの主張が強い砂糖はあまりオススメできません。
苦みの強いコーヒーと相性の良い砂糖 まとめ
もちろん、砂糖にも様々な種類があります。コーヒーの特徴ある味わいに合わせ、砂糖を変えてみてはいかがでしょうか。苦みの強いコーヒーには癖のない砂糖、つまり主張の強くない“脇役”としての役割を果たしてくれる砂糖がオススメですよ。