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「デディカ」コーン式グラインダー【デロンギ・全自動コーヒーミル】

「デディカ」コーン式グラインダー【デロンギ・全自動コーヒーミル】

デロンギ新製品 デディカ コーン式グラインダー

デロンギ・ジャパン株式会社より全自動のコーヒーミル、「デディカ コーン式グラインダー」が9月15日に発売されます。

デロンギといえば「全自動コーヒーマシン」・「全自動エスプレッソマシン」のイメージが強いかもしれません。過去にも電動式グラインダーなどが発売されていましたが、本製品はコーヒー豆を挽く機能に特化した、自宅で豆からこだわりのコーヒーを淹れるための本格派コーヒーミルです。(抽出機能はありません。)

ペーパードリップコーヒーを始め、エスプレッソ、フレンチプレスなどの自宅で楽しむ全てのコーヒーに対応するため、コーヒー豆を挽く「粒度の幅」と「均一性」が特徴のコーヒーミルです。

デディカ コーン式グラインダーの特徴

コーヒー豆の均一性

delonghi dedica glinder

「コーン式」挽き刃(コーヒー豆を挽く刃)という、最もコーヒー豆を均一的に挽ける形式を採用しているため、豆の粒度の均一性が非常に高いです。

これは安定した味わいを引き出すことが可能です。 摩擦熱も少なく、コーヒー本来の香りと風味も高いとされています。

delonghi dedica homogeneity high

delonghi dedica homogeneity low

「均一性(低)」が別のコーヒーミルを使用したもので、比較するとコーヒー豆の大きさにムラがあることが分かるかと思います。

必要な豆だけを引ける定量設定

delonghi dedica display

豆を挽くコンテナが大容量350gで、ここから1~14杯の豆を挽くことが選択出来ます。

LCDディスプレイによって挽く豆の設定を確認することが出来、一般家庭用のコーヒーミルでは他にない機能です。

一杯のグラム数は固定で、ライト or ストロングで一杯当たりの挽く時間(量)を10%前後調整することが出来ます。

豆を測る手間は不要ですが、コーヒー豆ごとに細かく一杯の量を調整したい場合は計量器が必要になります。

コーヒー豆の微粉飛散防止の着脱式コンテナ

既存のコーヒーグラインダーは静電気で挽いたコーヒー豆の微粉が飛散し、この点が家庭で使うにあたって気になるポイントでした。製品差もかなりあります。

本製品は挽き口とコンテナの間が密閉されており、全くコーヒー豆を挽いた後の微粉が飛び散らからないので、かなり画期的だなという印象でした。

delonghi dedica container1

delonghi dedica container3

密閉されていますが、しっかり香りも立ちます。

18段階のコーヒー豆の粒度幅

delonghi dedica homogeneity

18段階の挽き幅を選ぶことが出来、ドリップコーヒーは勿論、エスプレッソ、フレンチプレス、水出しコーヒーなどの様々なコーヒーメニューに最適な粒度を選択することが出来ます。

delonghi dedica espresso

他社の既存製品のコーヒーミルで挽ける幅をさらに細かく18段階で挽けるのではなく、他社製品の極細引き・極粗挽きよりもさらに自由な粒度で挽けるような設計です。

既存の全自動コーヒーミルで挽ける粒度は9段階前後のものが多い印象です。

こんな方におすすめ

こちらのコーヒーグラインダーは、製品の特徴であるコーヒー豆の「均一性」と「粒度の幅」の他に、デロンギ製品の統一感のあるデザインや、微粉を減らす密封感のあるコンテナデザインが特に魅力的だなという印象を受けました。

・ハンドドリップで豆の挽き幅や味の均一性を保てるため、初めての全自動コーヒーグラインダーを検討している方

・デロンギのデザインに魅力を感じる方や既にデロンギブランドの他の機器を持っている方

・現状コーヒーミルを持っているが、微粉の量やクリーニングに悩まされている方

こんな方は要検討

下記の項目に該当される方は、一度売り場に足を運んで実際に触ってみた方が購入に当たり、間違いがないかと思われました。

コーヒー豆ごとに一杯の豆の量を変えてドリップしたいほどのこだわりがある

一杯のコーヒー豆の挽きは定量設定で「何杯挽きたいか」は設定出来ますが、一杯当たりの量はグラム単位では設定出来ません。

ライト or ストロングで豆を挽く時間(実質量)を10%前後調整する機能はありますが、それも定量となってしまいます。コーヒー豆によってお好みの豆の量でドリップしたい!という方は要検討です。

コーヒーを淹れるのに手間暇かけたいが新鮮なコーヒーは飲みたい

一杯挽くのは定量であるため、コーヒー豆を挽いた後コンテナに若干量残ってしまいます。

測ってコーヒー豆をコンテナに入れれば解決しますがそれが面倒だとか、逐一片付けないとコーヒー豆の鮮度が…と気にされる方は要検討です。

全自動のコーヒーミルは好きだがアナログなデザインが好き

LCDディスプレイによる表示は綺麗で洗練されたデザインでしたが、嗜好性自体がハンドドリップとアナログ的な側面を持つため好みが分かれるのではないかと思いました。

製品情報

delonghi dedica new 2

製品名: デディカ コーン式コーヒーグラインダー

型番号: KG521J-M

寸法: W155 x D255 x H385 (mm)

本体重量: 2.8kg

希望小売価格: 30,000円(税抜)

企業HP: http://www.delonghi.co.jp/

製品URL: (順次更新)

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coffeemecca編集部

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