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コーヒー用語集【あ行(え)】⑦

コーヒー用語集【あ行(え)】⑦

コーヒーの専門用語を紹介していく当コラム。今回も、引き続き「あ行」のコーヒー用語を見ていきましょう。

エイジングコーヒー

エイジングコーヒー、エイジドコーヒーと呼ばれるコーヒーは、いわゆる「熟成コーヒー」のことを言います。収穫してから3〜5年間熟成させるため、深みとコクが増すと言われています。しっかりとした環境管理の元で保存しているため、ただ単に時間が経過しただけのコーヒーとは味わいが全く違います。

エイジング

上記で説明したエイジングコーヒーを作るための工程を「エイジング」と言います。コーヒー豆を定められた条件のもとで徹底管理しながら長期間熟成させることで、普通のコーヒー豆にはないような香りを与えてくれます。

通常の状態では飲みにくい豆も、エイジングすれば飲みやすくなるのだそうです。また、焙煎済みの豆をエイジングする場合もあります。

エイジングの詳細についてはコチラ

エキセルソ

コーヒー豆_コーヒーチェリー_スクリーン

「エキセルソ」は、コロンビアで生産されているコーヒー豆の格付けを行なう際に使われる言葉です。コロンビアコーヒーの格付けは、主に豆のスクリーンサイズ(大きさ)で決められます。14スクリーン(5.5mm)〜16スクリーン(6.5mm)のコーヒー豆を指し、それ以上のスクリーンは、エキセルソではなくスプレモと言います。品質や味覚の評価とは関係ありません。

エキセルソの詳細についてはコチラ

エステートコーヒー

単一農園のコーヒー豆を使った、特定のコーヒータイプのことを指します。シングルエステートコーヒーとも言われ、こだわりを持った単一農園・単一豆で淹れられたプレミアムなコーヒーとして、2016年に「びっくりドンキー」が提供をスタートしたことでも話題になりました。

エスプレッソ

イタリア発祥のコーヒー。エスプレッソマシーンという特殊な機械を使い、深めの焙煎豆に圧力をかけ、濃厚に抽出したコーヒーを指します。

日本ではブラックで飲むのが正しいと思われていますが、本場イタリアでは砂糖をいれて飲む方のほうが多いです。深いコクと苦味、表層を覆うクレマとよばれる泡が特徴的。

エスプレッソの詳細についてはコチラ

エチオピア

コーヒー豆_コーヒーチェリー_スクリーン

アフリカのコーヒー原産国。コーヒー発祥の伝説「カルディの伝説」も、ここエチオピアが舞台になっています。酸味が強く、非常に香り高い独特な「モカ」は、エチオピアコーヒーの中でも有名な銘柄です。

エチオピアコーヒーの特徴についてはコチラ

エチルアセテート

酢酸とエタノールが脱水縮合したエステル(化学物質)のことを指します。コーヒー豆からカフェインを取り除いた“デカフェ”を作る際に使われることがあるそうです。

エミッションコントロール

コーヒー豆を焙煎する課程の中で発生する、煙などの廃棄を管理することをエミッションコントロール(Emission Control)といいます。フィルターを用いる方法、熱を用いる方法など、目的に合わせた装置があるそうです。

L値

L値(エル値)とは、コーヒー豆の焙煎具合を色で表す際の値です。L値は明るさで度合いを指し示すために使われ、白が100、黒が0と想定して焙煎具合を表現します。L値が高いほど浅煎り、低いほど深煎りを指し示すそうです。

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