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コーヒー依存症の症状と離脱症状

コーヒー依存症の症状と離脱症状

コーヒーに依存してしまう「コーヒー依存症」を知っていますか。

毎日の生活にコーヒーが欠かせない方、コーヒーがないと不安になるという方、それは単にコーヒーが好きだからという理由だけでなく、依存の可能性もありますよ。

今日は「コーヒー依存症の症状と離脱症状」についてご紹介します。

コーヒー依存症について

依存症とは、その問題となっている何らかの行為、関係、物質の摂取などがやめられないという「コントロール障害」のひとつです。

コーヒー依存症になると、自分の意志でコーヒーを摂取することが止められなくなり、ほどほどで済ませる事が難しくなります。

依存症は、依存の対象となっているものを止めるだけでは抜け出すことができず、この先も止め続けていくための行動が重要になってきます。

コーヒー依存症の症状

コーヒーを摂らないと、イライラしたり、落ち着かない。その他にも頭痛・だるさ・ネガティブ嗜好・嘔吐・集中力の低下・眠いなどの症状があらわれます。

毎日一定の時間帯にコーヒーを飲んでいる方などは、その時間がくると症状が出る場合があります。

コーヒーを飲み過ぎない方がいい理由

コーヒーを摂り続けると、カフェイン耐性ができ、覚醒効果などを感じにくくなってしまいます。今までは1杯で眠気がなくなったのに、たくさん飲まなければ効果がないな、と感じている方は注意が必要です。

カフェインの効果を得ようと、どんどんコーヒーの摂取量が増えてしまうと、カフェイン中毒に発展する可能性がありますので気をつけましょう。

コーヒー依存症の離脱症状

コーヒー依存症の治療は、カフェインの摂取を中断することからはじまります。離脱症状としては、頭痛が一般的で、カフェイン中断後、12時間~48時間以内に出現し、2日~4日以内に治まるといわれています。

症状のピークは3日~4日目といわれていて、頭痛の他にも眠気、疲労感、不安、発汗、カフェイン摂取の渇望などがあらわれるため、一番症状と向き合うつらい時間帯だともいわれています。

コーヒーに依存しないためには

コーヒーに依存しないためには、コーヒーを飲み過ぎないことが大切です。普段から飲む量が多い人は、徐々に減らしていくか、カフェイン含有量の少ないデカフェ飲料を取り入れて、意図的にコーヒーの摂取量を減らしましょう。

一度、依存症に陥るとコーヒーを断つ時につらさが伴います。そのことを忘れずに、コーヒーとつきあっていきましょう。

コーヒー依存症の症状と離脱症状まとめ

コーヒー依存症とは、コントロール障害のひとつで、自分の意志でコーヒーを摂取することが止められなくなることです。

依存症になると、少量のコーヒーではカフェイン効果を得られないため、たくさんコーヒーを飲んでしまう傾向があります。過剰摂取が続くと中毒になる危険性が高まるので注意が必要です。

コーヒー依存症の治療は、カフェイン摂取を中断するところからはじまり、その後、頭痛、眠気、疲労感、カフェイン渇望などの離脱症状があらわれますが、体からカフェイン成分が排出されれば症状は治まります。

コーヒー依存症の問題は、コーヒーを止め続けることが自分の意思だけでは難しいということです。日頃からコーヒーを多めに飲んでしまうという方は、コーヒー依存症について知り、コーヒーの摂取量を減らしていく努力が大切です。

デカフェ飲料をうまく取り入れて、コーヒーとうまくつきあっていきましょう。

About the Author

AMIAMI

愛知県生まれ。親族がコーヒー卸売業を営み、幼少より喫茶店とコーヒーに親しみがある。ブラジルコーヒー鑑定士・SCAAカッピングジャッジなどの受講経験、焙煎経験あり。コーヒーは焙煎したてより、寝かせてから飲みたい派。猫と、物作りが好き。