コーヒーをもっと趣味に

Nui. Hostel&Bar Lounge 蔵前

Nui. Hostel&Bar Lounge 蔵前

あらゆる境界線を越えて人々が集える場所を。

古くは江戸時代に鞄、靴、玩具などの製造・卸売りの街として栄えた蔵前は、現在でも有名おもちゃメーカーの本社や雑貨屋、洋服屋などが立ち並び、職人の街という伝統を色濃く残しています。スカイツリーの竣工もあり、浅草・蔵前エリアには国内外問わず多くの観光客で賑わいを見せています。

Nui. Hostel&Bar Loungeは、元々は玩具店の倉庫だったビルをリノベーションし、2012年9月に宿泊施設兼バーラウンジとしてオープンしました。

Nui. Hostel&Bar Lounge_shop

都営浅草線蔵前駅A4出口から隅田川・厩橋方向に徒歩5分ほどの距離、浅草、スカイツリー、秋葉原などの観光スポットからもアクセスは良好ですし、都心から少し外れているため雑踏に辟易する心配もありません。

Nui. Hostel&Bar Lounge_logo

入ってすぐ正面には大きな三つ叉の木で出来たカウンターテーブル。高い天井に抑え気味の照明、カウンター席以外にも革張りのソファ席もあり、一人で来店するのも、何名かでわいわいとおしゃべりをするにも適しています。店舗全体が木と緑で構成されており、打ちっ放しのコンクリートとのコントラストが涼しさを演出しています。

Nui. Hostel&Bar Lounge_interior2

客層も、近隣に住んでいる方、打ち合わせ場所として使っている方から、東京観光に来て宿泊施設として利用している外国籍の方まで幅広く、カフェ、バー、ホステルとしての機能を持っているNui.ならでは、という印象を受けます。

Wi-Fi環境は宿泊されている方のみ利用可能、店内は禁煙ですが、外のイス席では喫煙は可能です。喫煙スペースの隣には自転車が数台止まっており、こちらはレンタルサイクルのサービスとなっていますので、宿泊施設として利用し、東京散策をする観光客にも非常にお薦めです。

Nui. Hostel&Bar Lounge_rental bicycle

コーヒーのメニューは、豆と淹れ方をチョイスできるコーヒー好きには嬉しいシステムとなっています。

Nui. Hostel&Bar Lounge_menu

豆は奥沢のONUBUS COFFEEのものを提供。世田谷界隈では有名なコーヒーショップですが、そこの豆を蔵前で頂けるのは非常に嬉しいです。3種類ほど選べるのですが、ペーパードリップのアイスコーヒーを注文すると、シングルオリジンのコロンビアを薦めて頂きました。

Nui. Hostel&Bar Lounge_menu2

酸味は爽やかながらも力強く、豆の味もしっかりと口に残ります。雑味もなく、心地よい余韻が口に広がります。起き抜けに一杯飲んで目を覚ますのにとても適している印象です。

Nui. Hostel&Bar Lounge_coffee

 

ラテはミルクのやさしい甘さが広がり、とても飲みやすいです。一息つきたい時にお薦めな、心休まる一杯です。

Nui. Hostel&Bar Lounge_cafe latte

 

朝は8時から営業しているので、出勤前にモーニングで立ち寄るのも良いですし、また夜になるとバーとなりフードメニューも変わりますので、昼夜問わず広く利用出来る点も魅力です。

Nui. Hostel&Bar Lounge_menu

夜になると東京観光の拠点として利用している各国の旅行者が集まり、ボーダーレスな空間が魅力的な店舗に変容します。

バリスタの方は渋谷のPaul Bassettで活躍された後、Nui.に参画されたとのこと。2015年10月には新宿御苑にコーヒーショップをオープンするとのことです。こちらのお店では同じくPaul Bassettで活躍されていた方が独立して今年4月に神保町にオープンしたGlitch Coffee & Roastersで焙煎された豆を使用する予定です。

Nui. Hostel&Bar Lounge 蔵前 店舗情報

住所: 東京都台東区蔵前2-14-13

移動時間: 都営浅草線蔵前駅A4出口から隅田川・厩橋方向に徒歩5分

営業時間: Cafe Time 8:00~18:00 Bar Time 18:00~25:00(LO 24:30)

定休日: なし

wifi: 宿泊者のみあり

電源: 不明

喫煙: 店内は禁煙、屋外ベンチでは喫煙可

HP: http://backpackersjapan.co.jp/nui/

 

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。