コーヒーをもっと趣味に

DAVIDE COFFEE STOP

DAVIDE COFFEE STOP

異国のショットバーを思わせるクールな空間

台東区は、雷門のある浅草をはじめ、恩賜公園・動物園のある上野、カフェレビューでも幾度か取り上げている蔵前など、国内・海外の観光客などで一層に賑わっている気がします。

また、繁華街から少し外れると住宅街が広がっていて、地元の人が長閑に暮らしている印象です。

上野・浅草の中間に位置する入谷も住宅街。今回はそんな入谷に2015年2月にオープンしたDAVIDE COFFEE STOPを紹介します。

場所は東京メトロ日比谷線の入谷駅から言問(こととい)通りを浅草寺の方に向かって徒歩6分ほど。道中はマンション、クリーニング屋、釣具屋などが建ち並んでいますが、突如この地には異色な雰囲気を漂わすお店が出現します。

davide coffee stop_shop

お店の存在を知らない人も思わず足を止めてしまう異国のショットバーの様な内装が扉越しに見えます。朱色とターコイズブルーのお店のイメージカラーを凝縮したネオンサインは、月並みですがカッコイイです。

DAVIDE Coffee Stop_shop2

DAVIDE Coffee Stop_logo

夜の店内もバーっぽくて勿論カッコイイのですが、昼間はまた雰囲気が少し変わります。お店に入って左側はコンクリートの質感をそのままに、2階に続く木の階段がクールな印象です。吹き抜けの高い天井と扉から降り注ぐ太陽の明るさが心地よさを演出しています。

DAVIDE Coffee Stop_interior

右側は対照的にコンクリートの壁一面の朱色、窓に付された柵はヨーロッパ系のアパートメントを彷彿させます。その上にはお店のロゴが付されたTシャツが飾られています。DAVIDE Coffee Stop_interior2

席は1階にテーブル席が2つと階段手前にカウンターが2席。少し急勾配な階段を上ると2階のロフト席へ。一列の長テーブルは5席ほど。正面部分は高さがあり外界から遮断される感じで、黙々と読書に耽るに適しています。DAVIDE Coffee Stop_seat

カフェメニューはエスプレッソ系が主体。ソフトドリンクも提供しているので、コーヒーが苦手な方も気軽に利用できます。DAVIDE Coffee Stop_menu

チンバリ社のエスプレッソマシン。赤と白の市松模様はお店に合わせてペインティングしたのか、内装にとてもマッチしています。

DAVIDE Coffee Stop_machine

カフェラテ(中)を注文。お店のイメージカラーのターコイズブルーのカップで頂きます。苦味しっかりめですが、ミルクのスムースな舌触りとほのかな甘みのバランスは絶妙で、ビター系が好きな人には堪らない一杯です。


DAVIDE Coffee Stop_coffee

フードはチャンククッキー、アイスクリーム、アフォガードなどの甘味系とクロックムッシュ。

食パンを2枚使った食べ応えのあるクロックムッシュは、シンプルなレシピながらマイルドなチーズとほどよい塩味、ラテとの相性がとても良いです。DAVIDE Coffee Stop_food

夜は10時まで営業していて、近辺のコーヒーショップの中では比較的遅い時間までやっている貴重なお店です。休日、上野や浅草に出かける際には散歩がてら少し歩いて訪れるも良し、仕事帰りに軽く寄るも良しなお店です。

DAVIDE Coffee Stop_coffee2

DAVIDE COFFEE STOP 店舗情報

住所: 東京都台東区 入谷2丁目3−1

移動時間: 日比谷線入谷駅1番・2番出口から徒歩6分

営業時間: 11:00~22:00

定休日: 不定休

wifi: なし

電源: 不明

喫煙: 店内は禁煙、屋外に灰皿あり

HP: https://www.facebook.com/DAVIDE-COFFEE-STOP-1525032774403793

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。