コーヒーをもっと趣味に

RATIO&C Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS

RATIO&C Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS

コーヒーで人と自転車を、人と街とをつなぐ

11月も終わりに差し掛かり、都内は紅葉シーズン真っ只中です。日曜日に近くを自転車で通りましたが、外苑前駅から神宮外苑銀杏並木までの道のりは多くの人で埋め尽くされていました。

この銀杏並木の通りの人集り、もちろん紅葉を目当てに来ている方も多いのですが、11月13日にオープンしたニューヨーク発のハンバーガーショップ「Shake Shack」の影響も大きいようです。

実は今外苑前が熱いです。赤坂、六本木、原宿それぞれの中間に位置する都心ど真ん中ながら、雑多な印象はなく、明治公園や赤坂御用地などの緑も多いエリアで、上記のShake Shack以外にも新規の飲食店が続々と開店しています。

世田谷区は奥沢の人気ロースター、ONIBUS COFFEEも11月26日にCoffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUSをオープンし、早くも話題を呼んでいます。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_logo

場所は外苑前駅3番出口から徒歩6分ほど、表参道方向に向かいながら途中一本横道に入り、ワタリウム美術館の手前に店舗を構えています。駅から離れるにつれて人通りも少なくなっていきますので歩きやすいです。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_gaienmaestreet

ブリヂストンサイクルが手がけるコンセプトショップ「RATIO&C(ラシオ・アンドシー)」内にスペースを設けています。開放感がある店内は洗練されたデザインのシティバイクとライフスタイル系のアイテムが並べられ、自転車を基点としたセレクトショップという感じです。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_interior1

道路に面した入り口付近に3人ほど座れるカウンターテーブルと、入って左側には8人掛けの大きめのテーブルがあります。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_interior3

店内はWi-Fi環境もあり、テーブル下には電源コンセントもあります。店舗の景観を壊さないスマートな設計という印象です。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_outlet

メニューは、エスプレッソ系とドリップ系のシンプルな構成。ドリップコーヒーはコスタリカ、ルワンダ、エルサルバドルの3種類の豆から選ぶことができます。今回はバリスタの方に薦めてもらったエルサルバドル・サンタアナをチョイス。3つの中では一番爽やかで飲みやすいとのことです。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_menu

ハンドドリップで一杯ずつ丁寧に淹れて頂きます。その間は店内を見て回れるので待ち時間を感じることはありません。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_dripper

エルサルバドル・サンタアナは柑橘類を彷彿させる爽やかな口当たりです。苦味は少ないのですが、若干の香ばしさも感じられます。冷めてくると、より果実感が強く口に広がりますが、酸っぱい!という印象は無く、最後まで美味しく頂ける一杯です。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS_coffee

「コーヒーで人と自転車を、人と街とをつなぐ」というコンセプトの通り、訪れた人たちは自転車という共通の趣味で盛り上がることが出来ると思います。

また、これから自転車の世界に入っていこうと考えている方はもちろん、特に自転車には興味ないですという方も、先ずは美味しいコーヒーを飲みに行こう的な気軽な感じで行ってみると良いかもしれません。

Coffee&CYCLE SPECIALITY COFFEE by ONIBUS 店舗情報

住所: 東京都渋谷区神宮前3-1-26

移動時間: 銀座線外苑前駅3番出口より徒歩6分

営業時間: 11:00~20:00

定休日: 水曜日

wifi: あり

電源: あり

喫煙: 不可

HP: http://ratio-c.jp/

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。