コーヒーをもっと趣味に

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(アバウトライフコーヒーブリュワーズ)

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(アバウトライフコーヒーブリュワーズ)

Good coffee in everyday life.

日本の若者文化を牽引する渋谷、連日のように新しいお店がオープンしますが、一過性のブームが去ると途端に閑古鳥が鳴いてしまい、知らない間にひっそりと閉店してしまうお店も少なくありません。

人気を維持する為に各店がしのぎを削り、最終的には本物を提供するお店が生き残るというと、大げさかもしれませんが、確かな味と、高いホスピタリティを維持しているお店が評価され、人々に愛される、という点は間違いではありません。

コーヒーについても同じ事が言えると考えています。安価な出来合いのコーヒーを飲む時代は終わり、丁寧な一杯に心と生活を豊かにする、そんなコーヒーを提供してくれるお店が本物です。ABOUT LIFE COFFEE BREWERSは2014年5月にオープンし、瞬く間に渋谷を訪れる若者、近隣に勤める人々、海外からの観光客を虜にし、連日賑わいを見せています。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_logo

渋谷駅から道玄坂方面へ。駅前から遠ざかるほど人通りは減っていきますが、道玄坂の微妙な上り坂はあまり好きになれませんが、ちょうど坂を登り切ったところに手書きのボードが見えてきます。(よく見てみると、「2杯目以降半額」の文字が。)

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_board

店名の“BREWERS”は醸造家という意味があり、ビールでは聞き慣れた単語ですが、”Coffee brewer”にはコーヒー抽出装置という意味もあるそうです。店舗のコンセプトが「“ていねい”な一杯」ということで、抽出工程に力を入れているのが伺えます。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_dripper

白い煉瓦と周りを黒で縁取ったモノクロでシンプルな外装ですが、洗練されたデザインは渋谷を訪れるあらゆる人に受け入れやすい印象があります。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_shop

コーヒーのメニューもBLACK=エスプレッソ・アメリカーノと、WHITE=ラテと、店舗のモノクロなイメージとマッチしています。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_menu1

このABOUT LIFE COFFEE、他のコーヒーショップと最も異なる点は、扱っている豆にあります。武蔵小山のAMAMERIA ESPRESSO、目黒のSWITCH COFFEE、そしてこちらのお店のクオリティコントロールを担当している板尾氏がいる奥沢のONIBUS COFFEE、フレンドシップロースターと名付けられた3つのコーヒーショップの味を愉しむことができます。

いずれも都内では有名なロースターですが、それらの豆をひとつの店舗に集めたのは都内でも初の試みとのことです。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_menu2

店内は5人ほど入れば満員になりそうな位の広さ、Wi-Fi完備、電源利用も可能ですので、PC片手にコーヒーを飲んでいる人もちらほら見かけます。朝は8時半からオープンしているとのことですので、通勤がてら目覚めの一杯で利用するのも渋谷ワーカーの小洒落た日課になりそうです。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_interior

水出しのアイスコーヒーはエチオピア、浅煎りのコーヒーは爽やかな酸味が口に広がり、朝の目覚めに飲むにはとてもよい一杯です。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_coffee

ラテはONIBUS COFFEEの豆を使用しているとのこと、こちらはコーヒーの深みを感じつつもミルクの甘みが程よく、飲み応えがあります。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_latte

FRIENDSHIP CARDはドリンク1杯毎に1スタンプ。スタンプが3つ貯まると50円割引になります。日常的に気軽に使いたくなる演出が随所に感じられるお店です。

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS_pointcard

ABOUT LIFE COFFEE BREWERS 店舗情報

住所: 東京都渋谷区道玄坂1-19-8

移動時間: 田園都市線渋谷駅2番出口から徒歩6分

営業時間: 8:30~20:30

定休日: なし

wifi: あり

電源: あり

喫煙: 不可

HP: http://www.about-life.coffee

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。