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815 Coffee Stand(ハチイチゴ コーヒースタンド)

815 Coffee Stand(ハチイチゴ コーヒースタンド)

住宅街に溶け込む素敵空間。

桜新町は田園都市線で渋谷まで10分とアクセスも良く、ベッドタウンとして人気の街です。また、世田谷区は第一種低層住居専用地域であるため、近隣には高層マンションは見あたらず、街一帯が開放感ある雰囲気を出しています。

さらに漫画「サザエさん」の原作者、長谷川町子先生の住んでいた街ということもあり、駅前の大通り商店街にはサザエさんの銅像やパネルを多く目にします。

駅前はスーパーマーケットやファストフード店などが立ち並び、人通りもありますが、一本小道に入ると閑静な住宅街という印象です。

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桜新町駅西口から徒歩8分、815 Coffee Standは2014年10月にオープン、ラテアートの世界チャンピオンである澤田洋史氏が運営するSTREAMER COFFEE COMPANYが監修するカフェです。

駅前の大通りから一本入った世田谷の住宅街を突き進んでいくと、マンションや一軒家の間に溶け込むように突如現れます。

カフェスペースは1階、815apartmentと名付けられた2階、3階は写真スタジオとして、日曜日のみヨガスタジオとして展開されています。

815 Coffee Stand_shop

入り口を入るとまず目に飛び込むのは、中央に花が置かれた円形の大きな木製テーブル、とその奥側にあるペールトーンの可愛らしい壁紙。アンティーク調の内装はまるで映画のセットに入り込んだような感覚になります。メニューカウンターの奥にはテーブル席が4つほど、入り口左側のカウンターに4席。カウンターの方は電源も完備されております。

倉庫を改装した店舗は天井も高く、席の間隔も広めにとられているため、開放感があります。大きな木製の丸テーブルで談笑するのもよいですし、Wi-Fi環境もありますので、コーヒーを片手に作業に没頭する場としても適しています。

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メニューはエスプレッソをベースにしたものが中心としていますが、きなこラテや抹茶ショットラテといった和洋折衷なメニューも並んでいます。また、デカフェやキッズメニューといった住宅街を意識したラインナップも見られます。

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カフェモカはスープボウルの様に大きなカップで提供されます。繊細に描かれたラテアートが大きなカンバスに映えます。滑らかなミルクとチョコレートシロップの甘さ、コーヒーのビターテイストがバランス良く、柔らかい店内の雰囲気も相まって心安らぐ一杯です。

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水出しのアイスコーヒーは涼しさを感じる瓶のジャーで提供、焙煎が深めで珈琲の味がしっかりと感じられます。酸味は抑えめでマイルドな味わいです。

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フード類はクッキー、スコーン、グラノーラ、CREMIAと呼ばれるコーン部分がラングドシャの生ソフトクリームなどのスイーツ系から、ホットドッグといった軽食系を揃えており、コーヒーブレイクのお供として多様性があります。

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メニューや空間の配慮、ペットの入店も可能といった近隣に住む方に利用しやすい環境が整っており、一人でも家族でも気軽に立ち寄ることができるお店という印象でした。

815 Coffee Stand(ハチイチゴ コーヒースタンド) 店舗情報

住所: 東京都世田谷区弦巻4-11-17

移動時間: 桜新町駅西口から徒歩8分

営業時間: 9:00~18:00

定休日: 水曜

wifi: あり

電源: あり

喫煙: 不可

HP: https://www.facebook.com/815CoffeeStand

About the Author

神宮司茂

東京都下町生まれ下町育ちの30代。コーヒーは大学生くらいまで苦手でした。大学生の頃、新宿のPAUL BASSETTでラテアートを見て感動したのがコーヒーとの出会い。休日は専ら愛機のb-ant 406steel(ミニベロ)で都内を散策。コーヒー以外に、ラーメン、ファッション、ミステリ小説、ガンダム(宇宙世紀)と守備範囲は広め。 モットーは「広く、それなりに深く」。