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野生のコーヒー「モカ ベレテゲラ」

野生のコーヒー「モカ ベレテゲラ」

今回ご紹介するのはエチオピアですが、イルガチェフェではございません。

エチオピアというと近年はイルガチェフェを連想する方が多いのですが、イルガチェフェと並ぶエチオピアの代表銘柄がモカです。

特に今回のベレテゲラは、実は日本とのかかわりが深いコーヒーでもあります。どのようなコーヒーなのでしょうか?

「モカ ベレテゲラ」は、こんなコーヒー

モカ_ベレテゲラ__豆

香りや風味

  • モカの中では甘みがあり飲みやすい
  • ミルクチョコレートに近い香りと風味
  • コクは柔らかいがしっかりと感じられる

オススメの飲み方

  • オススメの抽出方法:ネルドリップ、フレンチプレス

相性

  • ミルク:良い
  • 砂糖 :良い
  • お菓子:何でもOK

こんな時にオススメ

  • 複雑だが飲みやすいコーヒーを探しているとき
  • ふんわりモカフレーバーを感じたい時

森の中の“野生”のコーヒー

モカ_ベレテゲラ__地図

この「ベレテゲラ」は森林の中で栽培されたコーヒーだという点です。そしてなんと森林の中に野生するコーヒーを収穫しているという点です。

「野生地=本来あるべき環境」

「野生」という点には大きなメリットがあります。

人間が異なる環境の国や地域へ行くと体調を崩しやすいように、同じく植物も環境が変わればストレスを受けます。森林に野生するコーヒーノキが、プランテーション栽培より森林栽培に適している点は、その最たる例でしょう。

その点「本来あるべき環境」で森林と共生しているベレテゲラは、最高の環境で育ったコーヒーと言えるでしょう。

そしてそのような環境で育ったコーヒーは高品質なのです。

JICAが携わったコーヒー

実はこの野生のコーヒーで育てるスタイルはJICA(国際協力機構)が大きくかかわっています。

2003年にJICAが「ベレテゲラ参加型森林管理計画」を立案したのですが、その計画の命題が“森林と生計の両立する仕組みの確立”でした。そこで目を付けたのが“野生”という点でした。

農業学校を開き生産性を上げつつ、野生という最大の武器を活かして付加価値の高いコーヒーを生産したのです。そうすることで野生の環境を維持しつつ、生計を立てられるシステムを構築することに成功したのです。

香り:柔らかく滑らかなモカフレーバー

モカ_ベレテゲラ__コーヒー

フレグランス(豆の香り)は、モカらしい複雑さは感じられますが、主張は比較的強くなく心地よい香りです。またアロマ(コーヒーの香り)は、柔らかく滑らかなモカフレーバーが感じられます。フレグランスより滑らかさがグンと増している印象です。

ペーパードリップ:明るいスイートチョコレート

滑らかな飲み口から広がる柔らかいコクと甘みが、酸味のきいたモカフレーバーと調和しています。イメージとしてはスイートチョコレートといった印象です。

余韻はコクがふんわり広がるように消えて行き、終始柔らかみのあるコーヒーを味わうことが出来ます。

今回の抽出方法(ハリオV60ドリッパー)

  • 豆の分量:25g(二人分、250ml)
  • 挽き具合:中細挽き
  • 抽出温度:80℃

ネルドリップ:豊かなカカオ感

柔らかみが増す一方でモカフレーバー豊かなコーヒーです。またコクには奥行きもあり、甘みもペーパードリップほどではありませんが程よく感じられます。近年話題のカカオ感のあるチョコレートに近い印象です。

今回の抽出方法

  • 豆の分量:25g(二人分、250ml)
  • 挽き具合:中粗挽き
  • 抽出温度:80℃

フレンチプレス:バランスの取れたモカフレーバー

強みのないバランスの取れた味わいに加えて、滑らかなモカフレーバーが感じられます。またフレンチプレスでありながら、意外としっくりくるコクが感じられ、モカらしい味わいが程よく感じられます。

今回の抽出方法

  • 豆の分量:18g(容量300ml)
  • 挽き具合:粗挽き
  • 抽出時間:4分00秒

野生のコーヒー「モカ ベレテゲラ」まとめ

個人的な感想

世界中を探してもなかなか見つけることのない野生のコーヒーを味わえるので、一度飲んでみると面白いコーヒーです。

またモカの中でも飲みやすく来客に出すコーヒーとしてもオススメです。

コーヒー豆の情報

  • 名称:モカ ベレテゲラ
  • 産地:エチオピア オロミア州
  • 精製:ナチュラル
  • 焙煎:中煎り
  • 購入店:カフェ・メルカード
  • 購入店URL:http://www.ufs.co.jp/brand/cmc/index.html

About the Author

汐井有

モットーは専門化したコーヒーについて、詳細を伝えつつ噛み砕いた説明で興味を持ってもらうこと。 専門的な記事と解りやすい記事の両方を書こうと思っています。